AYINA JAPANの活動 アフリカX

アフリカX【アフリカ×自然動物】

AYINA東京で活動している藤内です!

今回、アフリカXを初めて東京で開催しました!

テーマは【アフリカ×自然動物】。日曜日の東京・品川にてのんびりと開催しました!

 

ゲストスピーカーは現役獣医学部生、梅ちゃん

(写真は関係ありません…みんなで最後折り紙を折ろうとなって、

みんなツルを折る中、梅ちゃん一人ドラゴンを折っていたので、記念に撮っておきました。

テーマは『ツルを引き連れるドラゴン』だそうです。そのままです。)

 

ゲストスピーカーは現役獣医学部生である梅ちゃん!

AYINA札幌のメンバーです!

トークはうめちゃんの動物愛から始まり、ナゼ動物に愛着を持つようになったか、

現地で暮らす人と動物の関係性はどんな感じか、これからどうやって動物に関わっていきたいか、

たくさん話しを聞くことができました!

 

ナゼ梅ちゃんは”動物”を好きになったのか?

 

なんといっても、まず紹介しておきたいのは、

「うめちゃんの動物愛」。特にゾウに対する愛はすごいです。笑

そんな梅ちゃんが動物に愛着を持った経緯や今後の活動について話してくれました!

 

藤内:なんで動物とか自然に愛着を持つようになったの?

梅ちゃん:いつからというより、小さい頃からキャンプとかによく連れて行ってもらってて、

気づいたら自然のなかで遊ぶことが好きになっていました!

小学生の頃は半袖半ズボンガールで、木の上に秘密基地作ったり川でターザンしたり。笑

 

藤内:動物は…なんで好きになったの?

梅ちゃん:動物も気づいた頃には…って感じですね。

小さい頃テレビでアフリカの野生動物の特集みたら虜になっちゃって。

私はアフリカに行って動物追っかけながら生きてくんだ!ってずっと信じてました(笑)

大学進学の時は、野生動物といえば獣医でしょう!と迷いなく獣医学部を選びました。

だから弱っている動物を「治す」というよりは、

野生動物と関わっていけるような道を選びたいという思いが強かったように思いますね。

 

藤内:3年後獣医学部を卒業して、こんな仕事していきたいな、っていう思いは何かある?

梅ちゃん:そうですね……今回ケニアに行って、現地を見て、現地の人と交流して、

人間と動物の関係性にも興味がわき始めましたね!

現地に暮らす人々と動物がどのようにして良好な関係を築いていくか

そこに今は興味がありますね!

 

今後の梅ちゃんのAYINAでの活動に期待ですね!

 

観光と野生動物と現地人の意外な関係性とは…?

野生動物と観光と現地の人々との関係性についても話しました

多くの方がアフリカ=動物というイメージを持っています。

確かにアフリカには様々な野生動物がいて、それらの動物の保護活動が盛んに行われています。

さらに、それらの野生動物を観光資源として観光産業が盛んになっている地域も多いのが事実。

マサイマラ国立公園なんかは代表的な観光地になっています。

現地の人々は観光客を相手に商売をしている人も多くいらっしゃって、まさに野生動物の恩恵を受けているわけです。

 

  野生動物の保護→観光地化→現地の保護団体や現地の人々の収入向上

 

このように確かに野生動物が現地に与える影響は多大です。

 

しかし一方では、観光客を喜ばせるために、

野生動物のストレスになるようなサービスが行われていたり、

(ナイロビの保護施設に行ったら陰で休んでるハイエナをスタッフが追い立てて私の近くまで連れてきてました)

人間が、観光資源としての野生動物とどのように向き合っていくのか、

考えさせられる機会になりました。

 

また、人口増加に伴って動物の領域に人が居住域を広げ、

食料を求めた野生動物が農作物を荒らす→人々が害獣として動物を殺す→人を敵視した動物達が人を襲うようになる(主にゾウ)

といった人と動物間の軋轢も生じています。

他にも需要の無くならない象牙目的の密漁や、国立公園での石油発掘計画などなど、

問題は山積みなのです。

 

テーマに縛られない、それがアフリカXの醍醐味!!

今回のテーマはアフリカ✕自然動物ですが、

アフリカXではテーマに縛られず、

AYINAメンバー含め参加者全員で交流して仲良くなろうという趣旨もあります

今回の参加者の一人の大学生は観光学を専攻しているそうで、

動物と観光の在り方では盛り上がりました!

逆に観光学や現代人の観光の方法の話を聞いて、めちゃくちゃ納得してしまいました…笑

こんな学びもあるのがアフリカXの面白いところです!

 

 

【番外編】PHOTO BY 梅ちゃん

梅ちゃんがケニアで撮影してきた写真をちょこっと紹介します!

因みに写真は全てツァボ国立公園の動物達です!

これ!ウォーターバックのオスとメスですが、オスをよく見てください!!

上唇びろーーんってしてますよね!

これ、フレーメンと言って発情メスのフェロモンをオスが嗅いで鼻腔に閉じ込めて、

繁殖のチャンスを伺ってるんです!

私たちが観察してたときは一度も交尾成功してませんでしたが、

皆んなで応援しながらその場を去りました(笑)

イボイノシシ。

狩猟して豚肉として出す店があるそうで(国立公園内での狩猟は違法)

めちゃめちゃ警戒心が強かったです。笑

でも地域によっては全然逃げないところもあるそうで。

因みにアフリカ豚コレラという病気の運び屋なんですが、ブサカワで大好きです。

国立公園近くの村の小学校。

私たちの車が到着するなり子供達が走って飛び出してきてあっという間にバスを囲み、

誰ともなく歌を歌いだしました(笑)

でも、これがもんのすごく上手なんです!しかもハモリの子もいるんです!

一緒にサッカーをしましたが、チーム分けやルールは全くなし!

ただひたすらみんなで手を繋いで走りまくりました。

何してもケタケタ笑って、外で遊ぶのが大好きで。

電話も持てないくらいお金はないけど、

こんなに子供達が笑顔ならこの村は幸福度が高いんだろうなぁとしみじみ感じました。

 

国立公園にも沢山キリンはいたけど、

ハイウエイを走りながらでもキリンが見れたのはさすがアフリカ大陸。

実は怒るともんのすごいスピードで追いかけて来てかなり危険です。

この地域ではなかなか出会いないらしいチーター。

全ての動物には会えなかったけど、

それが当然で会えるか会えないかドキドキしながらトラッキングするのが国立公園の醍醐味ですよね。

オスのダチョウ。これまたハイウエイでたくさんお目にかかりました。

卵が巨大でかなり硬く、ハンマーで叩くぐらいじゃなかなか割れないらしい。

村では子供からおばあちゃんまでみーーーんなで子育てをするので、

みんなあかちゃんを抱っこするのがすごく上手。

日本では赤ちゃんを抱っこした経験がほぼなかったので、ここで経験させてもらいました。笑

セクレタリーバード。

セクレタリーとは秘書のことで、頭に冠みたいなものがありそれが秘書に似ている(?)らしいことが由来。

シマウマと初めて会ったのは、ケニア空港の滑走路脇。

体に縞模様があるのが特徴の、レッサークドゥーというウシ科の動物。

オスの角の巻き方も特徴的です。

私の尊敬して止まないゾウ。

普段はメスと幼いオスの群れで行動し、

成長したオスは群れから出て単独か2〜3頭の群れを作り行動します。

バッファローの大群!

普通は群れで過ごしますが、ここではおじいちゃんバッファローが群れから出て、

おじいちゃん同士で二、三頭集まり余生を送るそうです笑

かなりマニアックな話でしたが、最後まで読んで頂きありがとうございます!

 

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