AYINA JAPANの活動 アフリカホームステイ ベナン

アフリカという遠そうで近い旅

アフリカ、ベナンとの出会い

みなさんこんにちは。大学4年生の中村です。

大学生最後の夏休み、行きたいと直感で思う場所へ行こうと前から決めていました。

そこで思い浮かんだのがアフリカ

今までアフリカという地には興味を持っていましたし、行きたいと思っていたのですが距離的、金額面の問題で行けていませんでした。

しかし、偶然的な繋がりでこのAYINAのアフリカホームステイの存在を知り、説明会へ参加、金銭面で少し迷ってはいましたが今思うときっと説明を聞いていた時から“行く”と心のどこかで決めていたと思います。

アフリカ ホームステイとは?(クリックで情報を見る)

ふとした思いつきから始まったベナンへの旅ですが、素敵な場所で素敵な人たちと出会い、行く前はなぜベナン?と聞かれても答えられなかったのが、今ではベナンへ帰る理由ができました。その理由を今回は紹介していこうと思います。

ホームステイの家族との思い出

私を受け入れてくれた家族は何と言ってもとってもフレンドリーで温かく、言葉は通じなくともジェスチャーなどで伝えようとしてくれる姿勢を持っている素敵な家族でした。日本人の女の子と関わってみたいという姉妹に笑顔の可愛いお母さん、そして家族の大黒柱のお兄ちゃんと照れ屋さんの弟、姉妹の子どもたちという家族構成でした。

家族との思い出で1番に思い出すのはお好み焼きを一緒に作ったこと。野菜などの生ものは現地調達でそのお買い物も一緒に行きました。道端のマーケットに行き野菜を購入したのですが、そこで驚いたのが“金額交渉”です。ホストシスターが頑張って値切ってくれて現地価格で買うことができました。

作ったお好み焼きは“美味しい美味しい!”と大好評!他にもみんなで折り鶴を作ったり日本の箸を使ったゲームをしたり、現地の美容院に行ったりしました。ここには書ききれないほど多くの思い出があり、本当に素敵な時間を過ごすことができました。

2週間と短かすぎる期間ではありましたが、言語や国を超えた交流をすることができたと感じています。

仲間と行くベナン横断の旅

2週間のプログラム期間中、ベナンの南部から北部まで片道約10時間かけベナンにある観光地も巡りました。思い返すと伝えたいことが多すぎてしまうので、今回は厳選して中でも2つの有名な場所の感想を伝えたいと思います。

①西アフリカ最大の水上都市ガンビエ

ベナンの南部に位置するガンビエはAYINA副代表の内藤さんによると、昔戦争中に相手からの攻撃を守るために水の上に暮らし始めたのがこのガンビエという場所であったそうです。

実際に行ってみて感じたのは、“本当に水の上で暮らしているんだ”という驚きでした。移動も観光客以外は木製のボート、さらには水上タクシーという乗り合いボートもあり協会や学校、病院、モスクまで全て水の上に建設されていました。

最近では日本のテレビでも紹介されるなど注目度が高まり、観光客の増加によって現地の人が本来の生活を邪魔されるような傾向があると聞き複雑な気持ちでした。

しかしベナン南部の人々の生活の一部を覗かせてもらい、まさに異文化に触れることができた貴重な時間でした

②西アフリカ最大のトッパ市場

ベナンの街中であまり見かけなかった日用品売り場。

“みんなどこから仕入れて来てるのだろう?”と不思議に思っていた謎がこのトッパ市場で解けました。市場を上から見てもどれだけ大きな市場かがよく分かります。実際に歩いてみると本当に広い。

とても活気に溢れていて歩いていると売り子さんたちが商品の自慢話しを仕掛けてきます。笑 日用品から食材まで、とにかくここに行けばなんでも揃うらしくホストシスターも家の近所で見つからないものはトッパ市場へまとめて買い出しに行くと言っていました。

私たちは布屋さんで好きな柄の布を購入し腕の良いテイラーさん(仕立て屋さん)に洋服を作ってもらいました!

余談ですが、ホストシスターによるとベナンでは洋服ができた状態で売っているものよりも、布を買って近所のテイラーさんに行き自分のサイズにあったオーダーメイド服を作るのが多いそうです。びっくりするくらい早いし、サイズぴったりだし日本のゾゾタウンよりすごい!笑 感激!

ベナンの食べ物

1番印象に残っているのが“アタシ(Atassi)“という食べ物。アタシ?と思わず聞き返して笑ってしまいました。笑 アタシは日本でいう赤飯のようなものです。名前の面白さに加えて、味はしっかり日本の赤飯と同じで驚きました。主食はいつもお米という方には特におすすめしたいメニューの1つです。

ベナンで感じたこと

日本と比べるとけっして便利な生活ではないベナン。

しかし、そこには人の温かさが沢山ありました。洗濯物も手で、お風呂は蛇口から出てくる水をすくい手でかけて、それらを大変だなと感じてしまう私たちの生活がいかに便利で豊かなものなのか実感させられた2週間でもありました。

また、ベナンの人々の心の豊かさは何か私たち日本人が忘れかけている大切なものが残っている気がします。機械でなんでもボタンを押せば1人で完結できる日本の生活より物がないから分け合う、物を直したいけどどうしようもなくて笑い合う、人が困っているから助け合う。そんな暮らしがとても素敵に感じました。

さいごに

あっという間に過ぎた2週間のベナン滞在。行くまではこんなにもベナンのことが好きになるなんて思ってもいませんでした。アフリカは遠いけれど、家族や知り合いが向こうにできると本当に距離が近く感じます。

“また会いたい”そう思わせてくれるファミリーやAYINAの方々、友達に出会えたこと、“また来たい”と思わせてくれるベナンという暖かい(温かい)場所が私のベナンへ帰りたいと思う理由です。

素敵なコーディネーター内藤さん、ジコ、クラリスに感謝いっぱいです!

1人では不安だけどアフリカへ行ってみたい!旅行ではなく旅をしてみたい!人と違った体験をしてみたい!

そう思っている方は是非一歩踏み出してみてください。

1度行ってみると本当にアフリカが近く感じますよ 😀

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