AYINAメンバー ケニア ケニアインターン体験記 土屋みなみ

インターン先は億単位のお金を扱っている機関だった!【ケニアで工学研究インターンシップ~アフリカ×ICTの可能性を探しに~】

Jambo(こんにちは)

2月から4月までの3ヶ月間

ケニア・ナイロビにある

農業・家畜に関する

国家研究機関KALRO
(Kenya Agriculture & Livestock Research Organization)にて

インターンシップ中の

AYINA東北支部長土屋みなみです

 

今回は私のインターンシップホストについてお伝えします

 

ケニアで工学研究インターン体験記を沢山書いてます!

 

ケニア中に研究所がある!

KALROは2013年に

元々あったいくつかの研究機関が合併して作られました

ケニア国内に18の研究所と30前後のセンターを持っています

 

私が過去に9ヶ月滞在していたドイツにも

国内中に点在する

フラウンホーファー研究所や

マックスプランク研究所等がありました

これと似ているなあと思っています

 

詳しい研究分野・内容や歴史は追って記すことにしましょう

 

私が今回お世話になっているのは本部

敷地内にゲストハウス、カフェテリア、カンファレンスホール、図書館、

ちょっとしたお薬等を買えるお店等があります

私のお気に入りは何より緑!!!!

この日は洗濯物が干されていました

億単位の予算を、税金でなく自分たちで稼いでいる!

個人的に注目しているのが

研究所自体が穀物等の販売をおこない、その利益を自らの予算に充てているということ

一例 左から穀物、使用用途、金額です KALRO websiteより

 

その金額は億単位!

 

国立から独立行政法人に変わった日本の大学も

資金繰りを改善しなければならず

研究室単位でも企業と共同研究をおこなっていかないといけない状況になってきています

 

また、例えばドイツのフラウンホーファー研究所は

基礎研究というよりは

企業とコラボレーションしている

市場を念頭においた研究所です

(基礎研究を重視する研究所は別にあります)

 

日本の国立研究所や他のアフリカの状況はよく分かっていませんが、

少なくと私はケニアやドイツのような研究所のスタイルは

持続可能で良いなぁと思っています

私が工学という形にしてなんぼの領域にいるからかもしれません

 

学会&展示会も開催されるほどアクティブ!

2019年6月24~28日にはKALROになって初めての学会&展示会が開かれるそうです

KALRO websiteより

 

「国際学会で●●(アフリカの国)に行ってきたんだよね~」

という会話が日本で普通に聞こえるようになったら嬉しいなと思ったりします

(一部ではもうそういう状況なのかもしれませんが…)

 

KALROについてもっと詳しく知りたい!と思った方はこちらをご覧ください

KALROホームページ(英語)

 

それでは今回はこれにて

Kwaheri(クワヘリ:さようなら)

 

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