皆さんこんにちは!!
現在、世界一周中の綾部菜香です。

今回は、現役薬学生である松尾帆乃花さんにインタビューを行いました。

松尾さんは、京都にある薬学部の大学に通いながら、
様々なイベントを開催している方です。
私と松尾さんは去年の3月に行われた、
途上国について考えるイベントで出会いました。
出会った当時から行動力のあり、とても魅力的な方です。
では、さっそく今回挑戦されたアフリカ縦断について聞いていきます!
私が小学生の頃、発展途上国に関する本を読んでいて興味を持ったの。でも、中学、高校と部活などで忙しくてあまり行動できなかった。それから大学に入学し、やりたいことを考え、実際に東南アジアを旅した時に、もっと途上国に興味を持ったんだよね。また、多くの人に出会ったことで実際にアフリカを見たい、知りたいと感じた。
エチオピア、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、タンザニアを旅してきたよ。
アフリカ縦断するにあたって、お金はどうやって集めたのですか?
バイトをして稼いだお金とクラウドファウンディングで一部お金を集めた。
それでも足りなかったお金は親に借りた。
お金が足りなかったのが、今回の反省点の1つかな。
1番の理由は行きやすいから!
はじめは東アフリカから南アフリカまで行こうと思っていたけど、行ってから感じたことや国の事情があり、今回はこの5カ国にした。
また、国際協力の活動している方も東アフリカが多かったのも理由の1つかな。

アフリカ縦断する前にどのような準備をして行ったのですか?
ある程度のことはネットに載ってあるから、情報集めなどはしていた。あと、予防接種は時間がかかるから前から準備していたかな。私はA型肝炎、狂犬病、黄熱病を打って行ったよ。
現地の団体や今回会った人はどうやって見つけましたか?
Twitterやいろんな人に紹介してもらったよ。
エチオピアで青年海外協力隊の活動している方はTwitterで連絡をとったりしたね。
その方が丁寧に受け答えしてくれたり、ウガンダの青年海外協力隊で活動されている方に連絡してくれた。ルワンダで行きたかったNGOはルワンダに住んでいる日本人にアポとって案内してもらったよ。
私の場合はキリマンジャロに登ったりしたから多くかかったけど、がんばったら二ヶ月で30万くらいでいけるよ!

松尾さんが訪れたNGO
HAT DE COFFEE & BANANA(HAT)
東アフリカ産コーヒーの販売収益を原資として、
農民の生活・教育・社会環境の向上を目指し、
必要とされる直接支援に取り組んでいる団体です。
HATが作るバナナペーパーは科学薬品を一切使用せず、
環境に配慮した「バナナ・エコ・ペーパー」です。
HAT DE COFFEE&BANANAのHP
http://hat.site-omakase.com/index.html
知ったのは、アフリカ縦断する半年前くらい。
デザインがとてもかわいくて、好きだったから見に行ってみたい!!と思った。
アフリカ縦断してみて、1番の学びや気づきは何ですか?
今回はアフリカ旅行のつもりで行ったから、いろいろ話を聞いて、見て学ばせてもらった。しかし、与えられることやしてもらうことのほうが多く、少し悔しさを感じたかな。
次行くときは自分がなにかを与えたり、動けるようになりたい。
今回、病院などもまわったけど、結局1日しか関われてないので、深く相手のことを知ることができなかった。次はそうではなく、人々に関わっていきたいと思ってる。

よくも悪くも飽きないなと感じた。人もそうだし、予想外なことばかり起こるなど、いろいろな歴史などを知ることができて、面白い!
仕事があまりないことかな。
大学をでていても仕事がない人が多い。それがお金や子供の教育、生活など、いろいろなことに繋がっていると思ったよ。
特にアフリカは他の国よりも若い人が多いと感じたね。
今回の旅で出会った人も、仕事がなくて困っている人が多かった。
また、アフリカは他の国に比べ、理不尽な扱いを受けていることが多いと感じた。

学生のうちに英語の力をつけておきたい。できれば、フランス語も…。
NGOに就職して働く場合でも、英語の力は必ず必要になってくるからね。
それに関する知識やスキルを身に着けたいかな。
学生団体の活動を行うよりも自分の力を高めていきたい。
興味があれば、一度現地を見てみることがおすすめ!!
私はこの経験がないとここまで深く関われていないし、これからの人生を考えるうえで大切な時間だったと思うから。
今回、松尾さんにインタビューを行い、
自分の興味があることや好きなことに取り組んでいる人はかっこいい!!
と感じました。
もし、アフリカに興味がある人はぜひ、現地に行ってみてください。
