初めまして!大学2年の火丸颯(ひのまるそう)といいます。
日本に10人くらいしかいない苗字らしいです。笑
まずAYINAの皆さんには本当に感謝しています。本当に皆さん素敵な方でした!
(表紙の写真はコーディネーターさんたち)
【目次】
~前編~
✓なぜ今回参加しようと思ったのか。
✓「衝撃!」~ホームステイ編~
~後編~
✓「衝撃!」~アクティビティ編~
✓感じたこと
✓行って良かった3つの理由
AYINAスタッフより
前編と後編でお届けいたします!今回は前編です!
目次
✓なぜ今回参加しようと思ったのか。
僕は、大学では国際政治を専攻していて、アフリカの授業をとったり、
また国連会議を模擬するという活動にも参加して、アフリカの議題について話し合ったりしていたのですが、正直あまりイメージが湧かなかったんです。
机に座って考えているだけじゃダメだろう。と思ったのが一つです。
だって想像がつかなくないですか?
アフリカの人って、何を食べて、何を幸せと感じて、どんな文化を持っていて、何を信じているんだろうって。しかも、本当に申し訳ないけど、ベナンってそもそもどこやねんと。
それが悔しかったんです。あ、俺って狭い人間やな。と。
でも旅って「よくわからない」からこそ行くものだなって思います。
実際、見て聞いて感じてみないとわからない。そこに意義があるのかなと。
予定調和な旅行もいいですが、人生ってハプニングがその人の人生観を変えてしまうことがよくあると思うので、そういう原体験を期待して行ったのは大きいです。
そういう面で、現地のホームステイやベナン人たちと一日中(夜も語りあかした)一緒に行動できて、普通はいけないような色んなところを回れたのは本当に貴重な財産になりました。
あとは、10代のうちにアフリカに行きたい!と率直に思いました。
「衝撃!」~ホームステイ編~
今から全部を話すと、多分、余裕で日本からベナンについてしまうので(24時間くらい話すってことですね)衝撃!!ってとこだけ、切り取ります。
衝撃① 「謎の石。その正体は…?」
~ステイ先のマダムが路上の市場で何やら謎のものを買ってきました。
「ん?なんだこれ。たぶん石やね。これは何に使うんだ?」
「食べるんや。」
「マジか。どうやって食べるんじゃ。」
「こうじゃ。ぽりぽり」
「こうか?ぽりぽり。オエッ…石や。」
どうやら妊婦さんなどがよく食べるらしく、
栄養がある食用石なんだそう。
食べてみましたがふつうに石でした。笑
この日は、彼女の友達がメイクアーティストで、練習台になってほしいと頼まれたのだそう。
晴れた室外でやる「青空メイク」は新鮮で、
彼女たちのファッションに対する考え方もとても面白かったです。
衝撃③「アフリカの教会は映画の世界だった。」
日曜日はキリスト教の教会に連れて行ってもらったのですが、、
例の奥さんもノリノリ。
これは是非体感してもらいたいです。歌って踊って、本当に映画の世界にいるようでした。
ちなみに「宗教」に関しては、ベナンはブードゥー教の発祥地でもあり、非常に興味深く、ベナン人とたくさん話したし、それらにまつわる場所に連れて行ってもらったりしました。
馴染みが薄い日本では絶対に味わえないと思うし、彼らの生活の基盤となっているので、
世界で生きていくうえで、絶対に避けて通れないテーマであると感じました。
衝撃④「近所の子供たちとサッカーした結果。。」
「アフリカでサッカーをする」小さいころからサッカーを続けてきた僕にとって一つの夢でありました。そして、たまたま近所で子供たちがサッカーをしていたので、乱入。
子供たちはサッカーチームのメンバーらしく、コーチは17歳の少年で、一応チーム名もあるらしく。グラウンドはあるの?と聞いたら、ここー。って。いや、道やん。って。
ゴールもないし、僕も裸足になってやってみたけど、ボールはボロボロ、石ころゴロゴロで。
彼らは僕に「サッカーを教えてほしい。」と言ってきたので、僕らはすぐに打ち解けて乱入して10分後には火丸サッカースクールが開校されました。
初めてコーチ的な立場になったけれど、自分がケイスケホンダになったと勘違いするくらい、すんごい真剣に話を聞いてくれるし、目の輝きがすごくて、たくさんトライしてくれるし…なんだか、こっちがすんごいエネルギーをもらいました。
気が付いたら、夜になっていて、心配になったファミリーが迎えに来てくれた。
彼らは、決して上手くはないけれど、何というか、上手くなりたい!という向上心だったり、純粋に夢中になって楽しむことだったり、大事な初心を思い出させてくれました。
だから、彼らには、少しでも良いサッカーボールで、楽しくサッカーをしてもらいたいなぁ。と思ったし、お土産代に使うのもいいけど、逆にそういうお金の落とし方ってここに来ないと出来ないし、彼らが一番喜ぶだろうなって思って、新しいサッカーボールをプレゼントしました。
「ベナン代表になってな。そしたら俺、試合に招待してや。」
そう声をかけました。この子たちのお母さんも、家の門の外まで出てきて、感謝してくれたりして。なんか、自分の夢を追いかけるのもいいけど、他人の夢を応援するのも、すごくいいなって思った瞬間でした。
ベナンはそもそもアフリカの中でも中間層で、今回ホームステイしたのは、ベナンの中でも中流階級だったので、まさにアフリカの「リアル」な生活を体験できたのは、本当に貴重でした。
”家族” ”結婚” ”食事” ”ファッション” “男女の役割” “交通” “人生観”どれをとっても、日本とは全く意味合いが異なるところや意外な共通点など、発見の連続だったので、とても刺激的で新鮮でした。
前編はここまで。
後編は
✓「衝撃!」~アクティビティ編~
✓感じたこと
✓行って良かった〇つの理由
をお伝えします。