AYINAの綾部です!

子供の頃に、テレビで発展途上国の映像をみて、

自分も現地で関わってみたいと思ったことはありませんか?

しかし、なかには「実際にどのように行動していいのかわからない」

という悩みを抱えている方もいると思います。

そこでこの記事では、

青年海外協力隊としてセネガル共和国に派遣されたことのある、

村西有希さんにお話を伺いました。

青年海外協力隊とは…

青年海外協力隊は、政府が行う政府開発援助の一貫として、国際協力機構(JICA)が実施しているボランティアプログラム。世界の途上国のニーズに合わせて、いろいろな職種の人が派遣されます。基本は2年の派遣となっており、20歳〜39歳の方が募集対象です。

村西有希さんは、大学卒業後、

青年海外協力隊の野菜隊員としてセネガル共和国に派遣されました。

村西さんが語る青年海外協力隊の活動や生き方は、

これから海外で働きたいという人にとって、参考になるはずです!!

ぜひ、ご一読ください!

AYINA綾部
AYINA綾部
いつから青年海外協力隊に興味を持ったのですか?
村西さん
村西さん
高校のときかな。

私達の生活は水や電気などひねればなんでもでてくるよね。

自分たちで川まで歩いて水を汲んでくる生活、自然と共に生活をしているアフリカの人がかっこいいって感じたの。

そこに身をおいてみたいとも思った!

AYINA綾部
AYINA綾部
たしかにかっこいいですよね!

そのときに青年海外協力隊の活動を知ったのですか?

村西さん
村西さん
そうだね。

高校の先生が青年海外協力隊っていうのがあるよって声をかけてくれたんだよね。

それから憧れはじめて、調べてみると募集が20歳からだからどうしようかな~って考えたの。

正直、このまま行っても現地で何もできなくて、お世話してもらうだけって思ったんだよね。

だから、先に技術をつけようと考えて、野菜栽培が好きだから農業系の大学に進んだの。

AYINA綾部
AYINA綾部
高校生のころから、青年海外協力隊のことを考えて大学に進学したことはすごいですね!!

実際にセネガルに派遣されるときに、不安とかはなかったですか?

村西さん
村西さん
不安はなかったかな。
むしろ楽しみでワクワクしていた。

アフリカだったから安心していたっていうのもあるね。

アフリカは病気の心配はあるけど、自分が体調管理をしっかりしていれば大丈夫かなって思っていたんだよね!

AYINA綾部
AYINA綾部
セネガルで大変だったことってありますか?
村西さん
村西さん
1年中、夏っていうことがしんどかったね。
意外と体力が消耗されるから病気になりやすいんだよね。

少し蚊に刺されただけでドラえもんのような手になったり…
下痢がとまらなかったり…

AYINA綾部
AYINA綾部
日本と違う環境っていうのは大変ですよね!

他になにかありますか?

村西さん
村西さん
大変だったというより、驚いたことは日本との違いだね。

セネガルはアフリカにある国で、いろいろな民族が暮らしているんだよね。

そのなかには戦いの民族である、ウォロフ族っていう民族もいるの。

気性が荒いから、なんでも剥ぎ取られそうになるし、喧嘩にもなるし…

でも、喧嘩しても次の日には、喧嘩していたこととか気にしないので後腐れなく、楽しかったかな。

日本では考えられないよね〜。

AYINA綾部
AYINA綾部
青年海外協力隊で2年間海外で生活することは、家族から反対されなかったのですか?
村西さん
村西さん
反対されたよ!!

特に、父親に危ないところに行くのは、辞めなさいってとめられていたね。

でも、大学に入る前から青年海外協力隊に行くと伝えてあったから、大学を卒業するころには許してもらえていたかな。

親を説得するもの大事だよね!!

AYINA綾部
AYINA綾部
実際にセネガルではどのような活動を行なったのですか?
村西さん
村西さん
主に農村女性グループの収入源をつくる活動を行なっていた。

女性たちが収入を得るものがないので、おこづかいでも収入を得ることをしたいという人がたくさんいたの。

そこで、女性たちからお金を集めて野菜栽培の仕方を教えていた。

あとは、マルシェで売ったり、いろいろな村をまわったりして教えていたかな!

AYINA綾部
AYINA綾部
青年海外協力隊を終えた後のことを考えたときに不安はなかったのですか?
村西さん
村西さん
あったよ。

でも、100年生きれるとしたらその中の2年間って短いから、やりたいことをやろうと思ったんだよね。

青年海外協力隊をやっていくうちに、日本に帰ったときにそれに合う仕 事がみつかるのではと思っていた。

自分が自分をどう生きるかが大切だよね。

あとは青年海外協力隊が終わった後にやりたいことをなんとなく考えていたほうがいいかもしれない。

AYINA綾部
AYINA綾部
村西さんはやりたいことを決めていたのですか?
村西さん
村西さん
3つやりたいことを決めていたよ。

・料理の学校に行く
・第6次産業に携わりたい
・国際協力の分野に携わる

日本に帰って来た時に、どれかをしたいと思っていたんだよね。

料理にも興味があったし、第6次産業もおもしろそうだと思っていた。

AYINA綾部
AYINA綾部
第6次産業とはどういったものですか?
村西さん
村西さん
第6次産業は、生産・加工・販売をすべて行うことだよ。

たとえば、農家が採った野菜を使って漬物にして販売するみたいな感じかな。

もし、やりたいことがあったらそれを声にだしていくと誰かが拾ってくれたりするから、積極的にだしたらいいよ。

私の場合は、青年海外協力隊から帰ってきた時に、国際協力と野菜栽培、食品加工をしているNPOの方に声をかけてもらえたよ〜。

AYINA綾部
AYINA綾部
青年海外協力隊を目指している人へのアドバイスはありますか?
村西さん
村西さん
青年海外協力隊を目指すというのは素敵なこと。

でもあくまでも、協力隊を人生のゴールにはしないことをおすすめします。

帰国後の人生どのように生きていきたいかをイメージして派遣される方が楽しめる。

帰国後の人生がイメージできていると協力隊を通じて何を経験し、学び得たいのかがとてもクリアにみえてくるよ!

派遣中にイメージが変わったっていい!

明確なものがない人は自分が今、何にわくわくするのかを、まずみつけてみて~。

楽しい人生をおくるために

・やりたいことを明確にしておく
・どのように生きていきたいかイメージする
・ワクワクすることを探す

取材を終えて

「自分の人生は自分でつくっていくもの」

村西さんが言った言葉は私の心にスッと入ってきました。

今まで私は、大切な時ほど人に言われた言葉に従い行動してきました。

そうした方が楽だからと言い訳して…

しかし、村西さんのお話を聞き、

自分の人生について真剣に考え、生きたいように生きようと思いました!

そしていつかは、村西さんのように楽しく、生き生きとした人生を送りたいです。

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