ケニア 在日アフリカンインタビュー

ウォシュレット便座がアフリカを変える!? 日本とアフリカをつなぐビジネスマン、ヒラリーさん!

『The Lives of Africans in Japan (在日アフリカンの人生)』
この企画では日本に16000人いるといわれている在日アフリカンにフォーカスし、その方の魅力、出身国のリアルなお話、実際に日本に住んでみての感想などを教えていただいています。
今回のゲストは、ケニア共和国出身のヒラリーさんです。

Ogendo Hillaryさん。28歳。KenyaのKisumuで生まれ育つ。あしなが育英会のサポートを受け同志社大学を卒業。現在は宮城県で会社員として生活している。日本の好きなところは、安全性と配達などの物流システムが整っているところ。日本のご家庭でのホームステイに興味あり。

 

ヒラリーさんはなぜ、日本を訪れ、日本で働いているのでしょうか。
ヒラリーさんが留学や仕事を通して学んだこと、見た世界、将来の展望、ケニアに伝えたい日本などたくさんのお話を聞くことができました。

以降の記事もぜひお楽しみください。
※インタビューは終始日本語でおこなわれました

関西から東北まで!日本の異なる魅力を知る

AYINA
Aly
ヒラリーさん、今日はどうぞよろしくお願いします。

はーい、よろしくお願いします。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
日本には7年いますが、行って良かったところ、面白かったところ、興味深いところを教えてください。

2015年9月に日本に来ました。成田、東京、神戸に行って、大学は京都御所の近くです。
京都、東京、神戸の雰囲気が違います。それぞれ良いところがあります。
東京はパーティムード。京都は伝統ムード。神戸はその間くらいかな。
京都は鴨川や平安神宮も好きです。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
今は宮城県に住んでいらっしゃいますが、塩釜、石巻、松島など宮城県の有名なところに行きましたか?

松島、仙台城行きました。免許がないのであまり遊びにいけません。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
京都にいたときに天橋立行きましたか?

京都は金閣寺などいろいろ行きましたけど・・・
ヒラリーさん

AYINA
Aly
日本三景というのがあって、宮城の松島、京都の天橋立、広島の厳島(宮島)です。ぜひ、日本三景を全部行ってほしいです。

あはは。車の免許とっていきたいです。
ヒラリーさん

松島旅行

将来はスペシャリストよりも、日本とアフリカをつなげられる人になりたい!

AYINA
Aly
幼少期は静かで本の虫(BookWorm)だったとのことですが、どういう本を読んでいましたか?

子供のころ周りはおとなばかりでした。 動物の話を読んでいました。あとは英語の勉強の本です。ケニアの物語です。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
読んでいた本に日本が紹介されているものがありましたか

いいえ。日本の関係する本はあまり読んだことがありません。大学で「源氏物語」について聞いて、読んでみたいです。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
「源氏物語」!日本人も全部読んだ人はあまりいないと思います。

はい、会社でも「源氏物語を読んだことあるか」聞いたら、読んだことある人はいなかったです。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
では、初めて日本という国を知ったのは、いつですか?

2004年、11歳ころ、小学校の授業ではじめて知りました。
その後何年か経って、あしなが育英会を通して日本の文化を知って、日本に行きたいと思いました。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
日本以外にも留学先を考えていましたか?

いくつかの国を考えていました。でも、ビザの関係ややりたいことを考えて日本に来ることになりました。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
やりたいこととは? 

ケニアはイギリスとのつながりが強いです。生活の中ではアメリカも。でも日本も含めてアジアのことを知らなかったから知りたかったです。
日本の歴史、日本は昔、途上国みたいだったけど、経済がどんどん発展したなど、知らないことを知りたかったです。
ヒラリーさん

AYINA あつ
知らないことは怖くなかったですか?日本はどんな国かわからないのに、怖くなかった?

怖かったのは一番は言語の問題。言葉の問題でどうやって生活できるかが怖かったです。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
いつから日本語を学び始めましたか?

ウガンダにあるあしなが育英会で大学の申し込み、準備、ひらがなカタカナ会話など日本語の勉強をしました。期間は3か月くらいです。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
3か月の日本語の勉強で日本に来ることは怖くなくなったんですか?

はい。大丈夫だと思いました。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
それはすごい!

インタビュー中、ヒラリーさんとAYINAメンバーのあつくんがスワヒリ語で会話する場面もありました。

AYINA
Aly
日本には2015年9月に来ていますね。大学はどこに行きましたか?

同志社大学です。京都の文化や歴史に興味がありました。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
大学で何を学びましたか?

リベラルアーツです。日本の文化やアジアの文化、経済、歴史など広い範囲で学びました。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
アフリカの方は自分の国に帰ってビジネスをしたい、と言ってビジネスや農業などを学ぶ人が多いですが。

はい、そうですね。大学3・4年生の頃には教養でたくさんのことを学んだので、プロフェッショナルなスキルを身に着けて、将来はケニアで学んだことを生かしたいと考えました。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
ヒラリーさんの考えるプロフェッショナルなスキルとはなんですか?

今働いている仕事でのスキルをケニアで使うことを考えています。周りは「貿易をやります」「交流サークルをやります」という人がいますが、私はいろいろなことを学んで、誰かがケニアに行くときに助けられるようになりたいです。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
ということはスペシャリストよりジェネラリストでありたいということですね。

そうです。今の会社はアフリカに興味があります。日本とアフリカをつなげる人になりたいです。
ヒラリーさん

卒業式

 

ウォシュレット便座でアフリカが変わる!?とは

AYINA
Aly
今の仕事を選んだ理由は何ですか?

一番の大きな理由は会社がアフリカに行きたいと考えていることです。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
ヒラリーさんはジェネラリストでいたいということなので、会社の人とアフリカに行ったら、うまく調整できそうですね。

はい、そうです。言語的な不安もサポートできますし、会社で私が働いていることでケニアでは会社の信頼性が増します。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
今は海外営業ということですが、お客さんはどこの国ですか?

東アフリカの国や南アフリカの国です。東はケニア、エチオピア、タンザニア、南は南アフリカ、ボツワナ、ナミビア、モザンビーク、アンゴラです。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
コミュニケーションは英語ですか?

はい、英語を使いますが、アンゴラやモザンビークはポルトガル語なので、Google先生を使ってます。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
アフリカの国々には決まったお客さんがいるんですか?

南アフリカは代理店があります。これから代理店を作る国もあります。政治問題があると話が止まってしまうこともあります。
ヒラリーさん

仕事をしているヒラリーさん

 

AYINA
Aly
会社がアフリカに興味があるようですが、アフリカのどういう点に興味を持っていますか?

もともとは太陽光を考えていました。でも、コロナで便座のお仕事が中心になりました。便座であれば代理店に送っても代理店で管理できますから。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
ということは会社は世界中でビジネスをしているんですか?

はい、世界中とビジネスをしていて、アフリカはその一部です。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
ウォシュレット便座はケニアやアフリカで大きなマーケットになりますか?

大きなマーケットになります。アフリカ経済成長中で、少しずつマーケットも成長していくと期待しています。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
ウォシュレット便座をケニアやアフリカで展開するときの難しい点を教えてください。

北アフリカはヨーロッパや中東がマーケットにしていて新しく入っていくのが難しいイです。
東アフリカ、南アフリカ、西アフリカはまだまだ入っていくことが可能です。まだまだ取引の規模が小さいですが、少しずつ広げていくことができます。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
北アフリカは参入が難しいのですね。難しい理由に衛生面や経済面を想定していましたが、意外でした。

ウォシュレットが広がることでトイレの使い方を学ぶことができて、文化が変わります。
トイレをきれいにしたり、手を洗うようになります。
ウォシュレット便座はきれいにしてちゃんと管理する必要があります。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
ウォシュレット便座によって、人の考え方が変わるのですね。

人々の健康にもよいです。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
社会も変わっていきますね

インタビュー中のヒラリーさん

AYINA
Aly
将来は、ケニアに帰られる予定ですか?

帰りたい気はあります。まずは経験をつんで、自分のビジネスや、国際的なビジネスにつなげたいです。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
今の会社の代理店はどうでしょう?

ウォシュレット便座のこともやりたいです。ケニアは経済が発達していっています。高いもの・特別なものを買いたいという人も増えてきています。
ヒラリーさん

ケニアでは食べないけど食べたら美味しいもの!

AYINA
Aly
大学の生活と会社の生活は異なると思いますが。

はい、大学の時は時間いっぱいありました。仕事では平日は時間が少ないです。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
仕事をしてよかったな、と思う点は?

嬉しいのは、成長しました。初めは日本と海外どうつながるか、わからなかったです。
ビジネスの経験を通して自分の成長がわかります
ヒラリーさん

AYINA
Aly
ケニアの人に、日本や宮城県について一番伝えたいことなんですか?

ケニアの人はタコを食べないので、逆にたこ焼きをケニアの人にお勧めしたいです!
ヒラリーさん

AYINA
Aly
形が好きではない?

はい。寿司や刺身など生ものも食べない。けれど食べたらおいしいよとおすすめしたい。
ヒラリーさん

AYINA
Aly
ヒラリーさん、今日は興味深いお話をありがとうございました。ヒラリーさんの活躍をこれからも応援しています。

おわりに

みなさん、いかがだったでしょうか?

写真や記事からわかるようにヒラリーさんのインタビューは非常に興味深く、アフリカのマーケット最前線や将来を知ることができるものでした。

日本の歴史や文化、ビジネスにも関心を持ち、アフリカと日本を実際にビジネスでつなげているヒラリーさんのこれからの活躍がますます期待されます。

 

そんなヒラリーさんをAYINAメンバー 一同全力で応援していきます!

インタビューメンバー全員の写真をもう一度

 

<取材・記事=Aly、撮影=あつ>

 

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