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【アフリカ×東北 in 山形県米沢市】クリスマスマーケットでアフリカを発信

雪には強いが風には弱い、東北支部長の土屋みなみです。

好きな季節は秋。理由は憂いを帯びた美しさがあるから(いきなりどうした笑)

【イベント中にカメラマンの方に撮っていただきました♪】

<概要>

山形県米沢市の南原というところで、個人邸の敷地をお借りしてクリスマスマーケットが開かれています。
実は今回が 7 回目なのですが、AYINA は初出展です。

今回は九里学園高校第 4&第 6 支部 PTA×AYINA 合同ブースとして地元の名産米沢織の端切れ×アフリカ布の端切れ くるみぼたんヘアゴム」の販売&体験コーナーを出展しました。
売り上げはザンビアの教育活動資金に使っていただきます。

<経緯>

私がこのお宅の敷地にお邪魔したのは 2018 年 8 月と 2019 年 5 月。
8 月はご近所の方の持ち寄りでビアパーティーのようなものが、5 月にはグリーンマーケットという新緑の中でのお祭りが、それぞれ開かれていました。
本当に素敵な雰囲気で、前々から「この場を作る 1ピースになりたいなあ」と思っていたので今回思い切って主催者の方に連絡。
家主さんも本当に素敵な方で、初出店にも関わらずご快諾いただきました。

【敷地内の一部の様子 素敵!!!!!】

ただ、一つ問題が…AYINA として出展できる「コレ!」といったものがなかったのです。

土屋はとにかくこの場の一員になれることの嬉しさと、AYINA の宣伝をさせていただきたい気持ちとで頭が一杯でした苦笑
これまで AYINA は HAT de coffee & Banana さまのルワンダ産バナナ繊維純度 100%の手漉き和紙カード等を始め、代行販売させていただくことが多かったのですが、クリスマスマーケットには親子連れの方々もいらっしゃると聞き、せっかくお越しいただくのであれば体験型のものが良いのではと思いました。

【AYINA がお世話になっている、HAT de coffee & Banana さまのルワンダ産バナナ繊維純度 100%の手漉き和紙カード 写真は http://hat.site-omakase.com/html/bp.html よりお借りしました】

「体験できそうなもの…なんだろう?」
ブースを出させていただくことは決まったものの、出展するものに困っていたところ…別のイベントでお会いしたのが AYINA お馴染み九里学園高校の先生でした。
いつもお世話になっている鈴木精先生でなく、もう一人の鈴木先生とお会いしお話ししていたところ、こんなことが分かってきました

青年海外協力隊で 2 年間ザンビアにいらっしゃった精先生が、何年か前に国際理解という授業でアフリカ布のシュシュやハガキを作って販売したことを受け、この企画を親子の取り組みで復活させたいと数年心の中で構想を練っていた鈴木先生。

2018 年から、保護者の方々との親子行事として本格的にザンビアの教育支援に取り組み始めました。
米沢織(以下米織)の布の提供も商品紹介の看板作成も親御さんがしてくださり、この年は鈴木先生が担当する米沢第 4 支部 PTA の方々と共に米沢市あら町商店街のドラマチック戎市で 80 個売ることに成功。
年度末にその売り上げをザンビアへ寄付することができたのだそうです。(ちなみに米織の布は、米沢の白根澤織元(しらねざわおりもと)の白根澤さんによる提供)

【2018 年度卒業の方々から受け継いだ、商品紹介パネル】

2019 年度になってからは、鈴木先生が顧問をしているダンス部がお隣の高畠町の太陽館まつりなどで在庫を販売し、昨年度本格的に取り組んでくださった保護者のみなさんが卒業された後も活動のバトンを繋いでいます。
いずれはこの PTA 活動を広げ、他の支部でも一緒に製作、販売してもらうのが目標なのだとか。

 

「これは…是非ヘアゴムで出展していただきたい!」話の途中でテンションが上がり興奮してしまった私は(笑)、早速クリスマスマーケットの話を提案します。
その後、保護者の方々との会合で第 6 支部も一緒になっての協働出展が決定!
いやあ本当に九里学園高校さんにはお世話になりっぱなしです…

【協同出展者の一部の方々と記念撮影! 山形大学の学生ビンセントも大活躍でした!】

<当日の様子>

もはや運命といえる AYINA と九里学園高校さん。最強?!タッグでいざ当日を迎えました。

【ブースはこんな感じ】

ヘアゴムの紹介をしながらついでに AYINA も紹介しつつ、お客さんとお話をする…
私こういう屋台出展大好きなんですよね!
大学関係者や親子連れの方、ご近所さんから遠くからお越しの方まで、いろんな方と少しでもお話できてちょっとでもアフリカに触れていただけたことが、物が売れることと同じくらい嬉しい!(なんて言っていたら今回は売り上げも良かった…!)

【「ヘアゴムといっておりますが、男性にもこのような形でお使いいただけますよ♪ それから、お弁当バンドやビニール傘・ペットボトルの目印等々にもどうぞ…」と宣伝していました】

今回の出展で大事にしていた体験コーナーも、親子連れを始め予想以上に多くの方に楽しんでいただけました!嬉しいなあ!
体験してくださる方にはご自分で好きな布を選んでいただく形に。
みんな違ってみんな良かったです~

【体験中! 自分で作るって楽しいですね~】

【出来ました!】

イベントは盛況のまま終了。
九里学園高校の 2018 度卒業生の方々からのバトンを繋ぐことができて良かったです!

ところで…冒頭の写真の説明でもお伝えした通り、今回は山形市に住むビンセントがはるばる手伝いにきてくれました。
アフリカンを地域のお祭りに巻き込めたことは、彼にとってもそしてお越しいただいた地域の方にとっても、良いことなのではないかと感じています。

あくまで経験からくる持論ですが、地方では「アフリカ!アフリカ!」と押し出すことが、必ずしも効果的であるとは限りません。
今回のように、高校さんと組んだり会場に一人アフリカンがいたり、可愛いなと思って買った物が実はアフリカから来ていたことに後で気がついたり…
「気づけばそこにアフリカ」という伝え方があっても良いのではないかと思うし、私はそういった伝え方も引き続きおこなっていきたいです。

【この瞬間が「あの時遊んでくれたお兄さんがベナンという国から来ていたなあ」と、彼らの未来に繋がることを信じて…】

因みに…写真の土屋の髪がたなびいている様子からお察しになった方もいらっしゃると思いますが、この日はすごい風でした。
テントが倒れるアクシデントもしばしば。雪には強く風には弱い私は、帰宅後ぬくぬくして寝てしまいましたとさ…

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