こんにちは!
ルワンダから手塚です。
11月に入ってから、
・シャワーが水
・ベッドが崩壊
・ネズミが家中を大暴走
など様々な事件が立て続けに起こっていますが、ルワンダに来てから8か月、ちょっとやそっとのことじゃへこたれなくなりました。
強くなったなーとたまには自分を褒めてあげます(笑)
さて、今回は「ルワンダとインドの比較」をしてみようと思います!
インドを選んだ理由は二つ。
一つ目は、私が滞在していたから。
2018年4月~9月まで、インドのグルガオンと言われる地域に住んでいました。
二つ目は、インドもアフリカ(ルワンダはアフリカの中では訪問しやすい国ですが・・)も、訪れるのにハードルが高いイメージがあるから。
比較することでそれぞれの良さが出てくるのではないかなと考えました。
ということで、早速始めたいと思います!
今回は全部で5つ。
一つ目「インド:観光地が多い。ルワンダ:観光地は少ない。」
これは国土の広さにも関係していると思います。
インドは国土が広いため、インド国内でも街の雰囲気や住んでいる人々の人柄の違いを見ることができます。
観光地も、インドの中心地デリー、マザーテレサの活動地コルカタ、ヒンドゥー教の聖地バラナシなどたくさんあります。
一方で、ルワンダの国土は日本の四国を少し大きくした程度。
観光といってもマーケットやサファリなど、限られています。
街の雰囲気はどこへ行っても一緒で、人々は同じような生活をしています。
ただ、隣国へ行くのが容易です。
フライトであれば1時間でウガンダへ、1時間半でケニアに行けます。
国境をまたげば、違ったアフリカの色を見ることができます。
そういう意味では、国土が狭いことも一つの利点かもしれません。
二つ目。「インド:ベジタリアンが多い。ルワンダ:ベジタリアンが少ない。」
これは宗教の影響ですね。
インドでは国民の半数ほどがベジタリアンです。
ベジタリアンでない人も口にするのはほとんどが鶏肉のため、豚肉や牛肉を食べようと思うと、外資系レストランに行かなければなりません。
牛肉Loverの私にとっては辛いことが何度かありました。
これをきっかけにベジタリアンになろうかとも考えましたが、結局諦めてしまいました。
一方、ルワンダでは、ベジタリアンの人はあまり見られません。
(もちろんいますが・・・。)
ローカルのレストランでもお肉が出てきます。
特に牛肉は安いので、私にとってはとてもありがたいです。
三つ目。「インド:大気汚染深刻。野生動物が多い。ルワンダ:空気が綺麗。野生動物はほとんど見ない。」
これはインドの悪口になってしまうかもしれませんが、インドは大気汚染が深刻です。
特にこの時期は、マスクが欠かせず、
ひどいときには数メートル先を見るのがやっとなほどです。
また、私が住んでいた地域には、野生の牛、ぶた、犬が多くいました。
道のど真ん中に牛が堂々と立っていて、車がそれを一生懸命よけている光景や、
ぶたの赤ちゃんがお母さんぶたにちょこちょこついていく光景は日常茶飯事でした。
そんな光景にふっと笑ってしまう。
それはそれですごく楽しかったです。
一方で、ルワンダは空気が非常に綺麗です。
標高が高いからなのでしょうか。
道路もしっかりと整備されていて、牛やぶたを見たことはまだありません。(笑)
四つ目。「インド:時間に正確な電車が通っている。ルワンダ:公共交通機関はいつ出発するかわからないバスのみ。」
インドの中心地にはメトロが通っています。
このメトロは日本のODAによって建設されたもので、
日本は建設技術の提供だけではなく、時刻表通りに電車を動かす教育も行ったそうです。
そのため時間が非常に正確で、不必要に電車を待つこともありません。
メトロの他にも、オートリキシャやUberも利用できます。
一方、ルワンダのバスには時刻表すらありません。
乗客がある程度いっぱいになったら発車する。
終バスも乗客がいなくなってきたらその時点で終わり。
他にもモト(バイクタクシー)がありますが、現地の人々にとっては高価です。
また、雨の時は使用できません。
そのため、いつ終わるかわからないバスのせいで
早くバス停に行かないといけなかったり、歩いて帰らないといけなかったりします。
すごく不便だなと感じることが多々。
五つ目。「インド人:思ってることをはっきり言うがつがつ系。ルワンダ人:相手の反応を気にしながら発言する遠慮がち系。」
これはもちろん個人によって差異がありますが、一般化すると私はこのように感じました。
インド人は意見として自分の考えをぶつけてくる。
だから、違うと思ったら違うとはっきり言う。
この姿勢のほうが、個人的には好きです。
ぶつかったとしてもそれは意見の差異で、人間関係に影響することはないから。
一方で、ルワンダ人は非常にその場の空気を大切にしていると感じます。
日本人と似ていますね。
自分の意見が相手の意見と異なったら、一回様子を見るために相手に合わせる。
本音をあんまり出しません。
これはおそらく、アフリカでも珍しい人柄なのではないでしょうか。
以上5つが私の独断と偏見によるインドとルワンダの違いでした!
否定的なこともいくつか書きましたが、
私はどちらの国も大好きです!!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
ムラコゼチャナ!
(ルワンダの現地語でThank you very muchの意味です!)