Mambo(シェンという言葉でこんにちは、やあという意味です)
2月から4月までの3ヶ月間、
ケニア・ナイロビにある農業・家畜に関する国家研究機関KALRO
(Kenya Agriculture & Livestock Research Organization)
にてインターンシップ中の、
AYINA東北支部長土屋みなみです
2月に、図らずも参加させていただけることになった
最初の研修についてお伝えしました。
今回はその続編を、研修の様子を中心にお届けします
未だの方は前回・前々回の内容もご覧ください
この研修の位置づけと内容
プロジェクト全体のイメージの中に、今回の研修の部分をオレンジ枠で示します
今回は
①aWhereプラットフォーム
(詳しくは前回の内容をご覧ください)
という既存のデータベースに蓄えてある情報を用いて、
今後の気象情報を予測したり、
その結果やこれまでのデータを
可視化したりするためのプログラミングの時間
②プログラミングから得られた図を用いて
農家さんへのアドバイスを考え、
スライドを作り発表する分析・政策立案試作の時間
の、大きく分けて2本立てでした
まずはお祈りと開会式から
キリスト教のお祈りからすべてが始まります
申し訳ないのですが私には何を言っているのかさっぱりなので、
代わりに心の中でお経を唱えております笑
2月の研修ではこのように、
前の方でお偉いさま方がずらっと並んでご挨拶
3月の研修では部屋の関係でロの字型に座り、
やはりお偉いさま方がご挨拶
このように儀式からきちんと始まるところは、
日本と似ているところがあるなぁと感じています
(開始時間はズレますが笑)
それから、たとえ何十人いても遅刻してきても、
参加者全員が名前や所属を言って自己紹介するんです!
これは日本にはなくて面白い流れだなと思っています
実際に手を動かしてみる時間が多くて助かった
メインで研修をしてくれたのは
アメリカやブラジルの方だったのですが、
その流暢な英語についていくのに必死でした
…というより、
特にアメリカの人には最後まで8割以上ついていけなかったです笑笑笑
でも実際に手を動かしてプログラムを組む時間が多く、
スクリーンでやり方を見せてくれたので
何とか最後までついていくことができました
プログラミングや化学式・数式などを扱う領域では、
言葉が通じなくてもなんとかなることもあると再認識
英語に対する恐怖心は、
そこまで抱かなくてもいいのかもしれません
英語はツールでしかないですし、
プログラミング言語も化学式・数式も立派な言語です
だから、英単語が分からないとか
英語が話せないとか思ってやらないのはもったいない!
やってみれば何とかなるもんです!
一日目のプログラミングの内容を無事終えたら、
ご褒美にステッカーをくれました!
ノートパソコンに貼っております
できるだけ参加者全員に発言してもらうような時間も
前回もそうでしたが、
自己紹介のみならず
研修中にも全員に発言してもらう時間があります
今回は例えば
「ここまでの研修についてどう思うか、何が今後の課題か等」
一人一人話していきました
こういった一方的な講義では取り組みはありがたいのですが、
一方で、流暢な英語についていくだけで精いっぱいなのに
突然話せと言われ、充分に考える時間もなく自分の番が回ってきて、
しかも研修担当者が記録のために動画を撮り始め焦りました…
こんな風に録画されるわメモは取られるわで、わたくし緊張…
いざ自分の番!動画を撮り始めた時は前を向いていたのに、
次の瞬間みんなの方に向かって話そうと
後ろに向きを変えたのが面白かったらしく、
爆笑をかいました
無意識とは言え上出来!笑
とりあえず何とかなったようです…
グループに分かれて農家さんへのアドバイスを考えました
冒頭でご説明した通り、
今回はプログラミングのみならず農家さんへのアドバイスを考え、
スライドを作り発表する分析・政策立案試作の時間がありました
研修参加者で唯一のアジア人でしたが、
ケニアやウガンダの方々に混ぜていただき早速準備スタートです
ストーリー作成部隊、スライド作成部隊、
プログラミングで必要な情報を作成する部隊、と役割分担
数時間限られた時間の中での作成とあって、
どのグループも一生懸命です!
(ちゃんとお茶の休憩はとりますが)
そしていよいよ発表会
私たちのチームです
どのチームもベストを尽くしておりました!
「次の日までの宿題」
となればいくらでも作り込めるのでしょうが、
時間が決まっている中での作業となると
どれほど難しいかを改めて体感したところです…
今回の研修はここまでですが、ここからが本番
出来るだけ毎週プログラムに触れて忘れないようにしたり、
実際にシステム化したりと、努力やチームワークが必要になってきます
始まったばかりのこのプロジェクトが、
今後どのように進んでいくのか楽しみです!
最後に…
このプロジェクトをケニア側でまとめているリーダーの女性が
まとめの時にこんなことをおっしゃっていました
「この国の人々を食べさせていくことが出来なければ、
学位(博士等)を持っていても何の役にも立たない」
こういったアツい想いで、
地元の人たちが地元のために前進している中にいることができて、
なんだかとっても勇気づけられた土屋でした
それでは、Tutaonana(トゥタオナナ:また会いましょう)
※※※ 参加者募集中【期間限定・定員あり】 ※※※