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「ルワンダでタイ料理屋をひらく」唐渡千紗さん出版記念イベントをおこないました!

みなさん、こんにちは!AYINA新メンバーのえすみ(@江角 咲南)です。

今回は、5月23日におこなわれた唐渡千紗さん著書「ルワンダでタイ料理をひらく」の出版記念イベントについてレポートしていきます!

ルワンダと日本をリアルタイムで繋ぎ、波乱万丈ながらもワクワクする生活を伺いました。

まずは唐渡千紗さんの紹介を少し・・・

早稲田大学時代にカナダへ留学、新卒でリクルートに入り結婚、出産、離婚、シングルマザーに!
子供を育てながらこのまま激務で働き続ける生活に疑問を持ち、ルワンダ渡航!
そしてタイ料理屋ASIAN KITCHINを開く!

バリキャリの経歴を持ちながらなぜルワンダに渡ったか気になりませんか!?
そして何故タイ料理屋・・・?謎が膨らむばかりです。

まずは弊団体の副代表ナイケル(内藤獅友ですが、あだ名ナイケルなので以下ナイケルで統一)と千紗さんでアイスブレイク〜

千紗さんは、イベントに登壇することはあまりないそう。
ナイケルは、千紗さんと会う前は 気の強い女性&クレイジー というイメージを
最初は持っていたそうですが、実際とても穏やかでクレバーな女性^^
確かに雰囲気からも温かい心を持った方だなと感じました!

早速、事前に参加者の皆さんから募集した質問を千紗さんに聞いてみます。

ルワンダは基本的に現地空港に到着してからビザの手続きをすればOK!

就業ビザの申請は大変だけど、ルワンダは起業しやすい環境で、

観光ビザ→会社設立→就業ビザを取るのがおすすめ!

唐渡千紗さん

 

(ちなみに当団体のナイケル曰く、ベナンの観光ビザは結構簡単に取れるらしいが、滞在ビザは1年以上かかるらしい)

そして海外移住や起業を検討している人は絶対に聞きたい質問!

私の場合は退職金で賄っていたので、少し余裕はあったけど、お金はあるに越したことはない!

ただ、東京にいるときのようにお金を使うことはないかな。

家賃の目安はシェアハウスの場合300〜400ドル、家族で住む家は1,000ドルくらいかな?

車を日本から持ってくるのに100万円、事前の予防接種で20万円くらいかかったよ。

日本に住んでいると聞いたことないかもだけど緊急搬送保険は絶対に入ったほうがいい。

ちなみに現地に行ってからでも入れます!

唐渡千紗さん

 

「緊急搬送保険」とは・・・

怪我や病気をした時、南アやケニアなどアフリカの中でも先進国と同じような医療を受けられるところにドクターヘリで運んでくれる保険

(私もギニアに住んでいた時、加入していました!アフリカでは死に直面することもありえるので加入したほうがいいです!)

 

そして本のメインでもある質問へ

契約書は紙に絶対残したほうが良い!弁護士チェックも必要です。

昔、大家が私に借金を残したまま倒産するということもありました〜

損きり、諦めが肝心です!(笑って話せるのがすごい 笑)

ルワンダに住んでいる友人に開業を手伝ってもらい、とても助かったので、知り合いが現地にいるって強いです!

唐渡千紗さん

 

そして質問は具体的なお店の経営について

ルワンダ人を採用する際、日本ではそんなに気にしないけど、身元がきちんとしているか、不正をしないかの2点をとても重視しています。

面接中に質問しても何でも「No problem」というが、実際はproblem満載だったりする(笑)

そのため、  3ヶ月間くらい試用期間を設けます。

突然の休暇や、遅刻する理由もルワンダならではで、「虫に噛まれた」「一晩拘束された」とか。

中には直系の家族以外の家族を養うために働く従業員がいたり、一族を大切にする慣習があります。

唐渡千紗さん

 

そしてイベントの中でも一番盛り上がったところがこちら

諸説あるので、現ルワンダ政府が公式に発表している内容を元に説明をします。

政府の公式の場では「Genocide against Tutsi」と言って、「ツチ族が虐殺された事件」としています。

1994年、当時の人口の約15%程度を占めていたツチ族やツチ族を守ろうとした人たちが殺された事件。

民族同士の争いが発展したと思う人が多いかもしれないけど、元々ベルギー統治時代に統治しやすいようにツチ族(少数派)とフツ族(多数派)を割り振っていました。

見た目の鼻の高さや手足の長さ等で、勝手に民族を分けてIDカードを発行したり、牛の所有数で分けていました。

最初はベルギーが民族を分けていただけだったけど、そのうちフツ族の優遇さがルワンダ人の中でも浸透。

虐殺の数十年前から小さな民族同士の争いはあったけど、1994年に大爆発し100日間で100万人が犠牲になってしまいました(ルワンダ政府情報)。

 

大虐殺前に、ルワンダ軍隊や民兵が武器を確保していたことは国連も認知していたけど、介入できない立場を取っていました。

今は、生々しいミイラ化した遺体が保存している博物館等も存在して、後世に残すようにしています。

通常は、隣人が隣人を殺すなんて理解できないけど、識字率が低い中、毎日ラジオで「ツチ族はゴキブリだ」と言われる環境になってしまったら影響を受けてしまうもの。

今はヘイトスピーチとかあって、煽る人がいるけど、行き着く先はルワンダの大虐殺のような事件を生むことがあることを考えて欲しいです。

 

民族紛争は根が深いので、権力を持った人が歴史の認識を捻じ曲げて綴ることもあるから、本当のことを後世に残すのが大切。

唐渡千紗さん

 

上記で紹介した「参加者さんから事前に頂戴した質問」に加え、イベント中に寄せられた質問にもご回答いただきました!

 

質問「なぜタイ料理屋にしたんですか?」

飲食店をやる際、外国人かお金を持ったルワンダ人のマーケットを対象にしたかった。

ASIAN KITCHINの単価は一食1,000円程度で、普通のルワンダ人は行けない。

タイ料理屋はまだルワンダになかったから選んだ!

唐渡千紗さん

(結構さっくり決めたんですね!)

 

質問「アフリカでは隣人同士で子育てするっていうけどホント?」

飲食店や買い物とか言っても、誰かが遊んでくれたり、話しかけてくれる。

みんな子供大好き!地域で育ててくれる感じがする。

唐渡千紗さん

 

レポートは以上ですが、  本にはもっとたくさんの面白い話や泣けるエピソードが詰められています。読めば千紗さんやルワンダの方々のように前向きに生きようと思えるはず!

是非、ご覧ください〜

 

▼Amazonでも手に入ります^^

ルワンダでタイ料理屋をひらく

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