みなさん、こんにちは!
今回は「エンタの神様」や「アメトーーク!」などの人気テレビ番組にも出演経験のあるお笑い芸人さんとAYINAが一緒に開催したイベントの記事です。
イベントに参加できなかった方でも大丈夫!これを見ればぶらっくさむさいさんのすべてを知れちゃうかも!!
こんにちは!AYINAのしほです。
39年間会っていない父と会いたい!そして父が住んでいるイタリアへ訪ねる旅を映画にしたい!という素敵なプロジェクトに挑戦中のぶらっくさむさいさんこと武内剛さん!!!
そして、今回のイベントの内容はコチラ
高校生までの生い立ちについて
AYINAともろう
ぶらさむさん(ぶらっくさむらいの略称)は幼少期どんな子どもさんでしたか?
絵を描いたりピアノを習ったりすることが好きな体育会系というより文化系の子どもでしたね。想像することが好きで、算数や理科より、図工や国語が好きでした。
ぶらっさくさむらいさん
AYINAともろう
中学生や高校生になると、周りから日本人には見えないと言われることが多々あって、自分のアイデンティティに対して悩んでいましたね。面接などでは、日本人に見えないからという理由で採用できないと言われることもありましたね。
ぶらっさくさむらいさん
AYINAともろう
文化系の子供だった、とのことですが、身体能力は高いですか?運動はしてたんですか?
小学生が身体能力がピークでしたね。将来、ボルトのようになるんじゃないかとまで周りからは言われていました。小学生の時のリレーは、いつもアンカーだったんです。だけど球技系は苦手でした。
ぶらっさくさむらいさん
AYINAともろう
はい!まず初めに3か月間アメリカを旅行したんですよ!音楽が大好きでギターやバンドをやったりしてて、特にヒップホップやジャズなどのジャンルが好きで、もっとアメリカ音楽の歴史をたどりたいと思うようになったんです!
ニューオリンズがブラックミュージックの発祥の地と言われていて、そのニューオリンズから北上していきました!23歳の時バックパックを持って、旅をスタートさせました。
ぶらっさくさむらいさん
AYINAともろう
はい。そして、最後にニューヨークに1週間ぐらい滞在して、この街こそ僕のためにあるような街だ!と思って、日本に戻ってすぐに学生ビザを取得し、アメリカに戻ったんです!!
ぶらっさくさむらいさん
23歳の時、日本社会に対してストレスを抱えていたんです。でも、相談できる人がいなくて、少し孤立していましたね。逃げるようにアメリカに旅に出たんです。
ぶらっさくさむらいさん
AYINAともろう
日本のどこが生きづらかったですか?どんなところに日本の窮屈さを感じましたか?
ぼくはマイペースで、みんなと同じ行動をしたくないと思うタイプの人間だったんです。だから、みんなと同じことをしなきゃいけないというところが生きづらかったですね。個性が出せないところが生きづらかった……。
ぶらっさくさむらいさん
AYINAともろう
ぶらさむさんが、日本に帰国するきっかけとなったのは、お母さんからの一本の電話なんですよね?
そうです。7年間も一度も日本に帰らなかったんですけど、母親から体調が悪くなったから帰ってきてほしいと言われ、我に返って、「わぁあそっか~」と思い、すぐ半年後に帰りました。
ぶらっさくさむらいさん
芸人の道
AYINAともろう
日本に戻ってきて、お笑い芸人の道に進んだのはどのようなことがきっかけなんですか?
「アイムぶらっくさむらい」と人前で披露したら、「Wow he is real black samurai」と大うけし、もともと人を笑わせるのは好きだったので、結構お笑いの才能あるかもなと思い、軽い気持ちで始めました。
ぶらっさくさむらいさん
AYINAともろう
「アメトーーク!」や「エンタの神様」などのテレビ番組に出られてたんですよね?
はい!僕が、そういったエンタメ番組に出ていた頃に、ローラさんやユウジさん、ジョイさんなどのハーフタレントやハーフ芸人が流行っていて、その波に僕も乗った感じですね。
ぶらっさくさむらいさん
©︎エンタの神様、©︎アメトーク
自分の武器をどこのプラットフォームでやるかというのは、いろんなジャンルで通用する成功の法則だと思うんですよね。
ぶらっさくさむらいさん
レンタル黒人について
BLMなどがあったので、自分なりの表現方法で新しいアクションを起こしたいと思ってレンタル黒人をやってみました
ぶらっさくさむらいさん
AYINAともろう
黒人ってスキンヘッドのSPのイメージがあるじゃないですか!自分がスキンヘッドの黒人SPに扮することで、普段体験できないようなことを体験してみたい人やスター気分を味わいたい人、インスタ映えをしたい人が依頼してくれましたね。
ぶらっさくさむらいさん
レンタル黒人の仕事をすると、依頼してくださった方のことを「有名人なんじゃない?」と思う人が出てきて、少しパニックになったこともありました。
ぶらっさくさむらいさん
AYINAともろう
ぶらさむさんが今回伝えたいことの一つに「みんな同じ地球人」というのがあるんですよね
はい!
みんな同じ赤い血が流れているから、みんな同じ人間だから人種や国籍は関係なくて「いいじゃん」と思っています。過去に何があったのか歴史を勉強するのは大切なことの一つだと思っていますけどね。
僕は、原爆のドームに行ったり鹿児島の特攻隊の飛び立つ、前夜に書いた書物がある歴史館に行ったりしたこともあります。過去のことは決して忘れてはいけないとは思っています。
ぶらっさくさむらいさん
行き別れた父親に会いに行く旅を映画にしたい!クラウドファンディングについて
AYINAともろう
クラウドファンディングの理念や、生い立ちを教えてください。
カメルーン人の父親とイタリアで会って以来、39年間父親の顔を知らずに日本で育ったんです。日本人の母親から大切に育ててもらっていたので、僕の世界に父親は存在しない状態だったんですけど、コロナがイタリアで流行りだして、死者数がイタリアでは多くなって、急に父親に会いたいと思うようになったんです。
せっかくエンタメ活動をやってきたから、成田空港からカメラを回して父親との再会までを映画にしようと思いました。
そして、皆さん驚くと思いますが、父親も映画が好きで、当時の父親の夢はドキュメンタリー映画監督になることだったんです!!!だからいきなり、映画撮影の途中で喝を入れてきたらどうしようかな~と思っていますけど。
ぶらっさくさむらいさん
質問コーナー
個人的に、興味深かった質問をピックアップしてみました!
対立構造を作らない、建設的な方法でステップアップしていきたいと思ってます。
「日本人には見えない」と言われたとき、すごくショックだったんですよね。そのあとも見た目で仕事を断られることが何回かありました。差別ではなく同調圧力もあるかもしれないです。それについて直接言及するわけではなくて、作品でアピールできたらいいと思ってます!
ぶらっさくさむらいさん
みなさん、いかがだったでしょうか?
イベントでは、終始みんな笑っていて、素敵なイベントとなりました。
ぶらっくさむらいさんは、多くの経験をされていて、お話を聞いていて、自分も考えさせられる場面が多々ありました。
ぶらっくさむさいさんの挑戦は始まったばかりです。みなさんでぶらさむさんの活動を応援しましょう!
ドキュメンタリー映画の結末はいまだ誰も知りません。ハラハラドキドキの反面ワクワクしますね。
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Black Samurai/ぶらっくさむらい: comedian, YouTuber, entertainer, artist
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ぶらっくさむらいこと武内 剛と申します。芸人をやっています。 昨年、芸能事務所を退所しフリーになったのを機にお笑いだけにとらわれず、幅広く活動しています。 そんな私ですが、実の父親とは私が2歳の時に一度だけ会ったきり疎遠になり日本人の母にシングルマザーで育てられました。 今回、ずっと自分の中に空いている穴を埋めるべく人生初のクラウドファンディングに挑戦したいと思います。 ...