副代表内藤です!
今回は英国の慈善団体「チャリティエイド基金(CAF)」というところが発表した、
世界慈悲深い国ランキングで、アフリカにフォーカスを当ててみたいと思います。
参考:The CAF World Giving Index 2016
指標は3つ
アンケートを取った過去1ヶ月に
「見知らぬ人を助けたか」
「金銭を寄付したか」
「ボランティアをしたか」
を聞き、総合ランキングを作っているそうです。
まずは世界のランキング
アフリカランキング発表の前に世界ランキングの発表です。
対象国140カ国中の1位はぶっちぎりでミャンマーでした。
特に過去1ヶ月に「金銭を寄付したか」の項目が91%になってるのが驚異的です。
2位アメリカ 3位オーストラリアと続いています。
ちなみに日本は114位とかなり低い。
財布が戻ってきたランキングでは確か1位だったのに、
自発的な行動はしないという日本人らしさが出てますね。
最下位は中国です。僕の周りには優しい中国人も多いですけどね。
ではアフリカランキング1位は・・・
本題のアフリカランキングの1位を発表です!
1位はケニア!!(世界12位)
アフリカの中ではぶっちぎりといってもいいかと思います。
見知らぬ人を助けたのは70%、お金をあげたのは44%、ボランティアをしたのは42%となってました。
2位はウガンダ(世界26位)、3位はマラウイ(世界38位)となっております。
僕と関わりが深いルワンダは116位、ベナンは102位とかなり低かったです。
でも見知らぬ人を助ける率はルワンダ36%、ベナン45%と
日本の25%に比べると大分高いんです。
実際車がガス欠とかでストップしたりしてると、
人がワラワラ集まり押している光景はアフリカあるあるですからね。
個人的な考察は、、、
基本的にこういった数字で曖昧なテーマを扱うデータは
正確なランクを出すのは難しいと思っています。
というのも、宗教的な事やカルチャー的な面、あるいはシステム的な部分が非常に反映されやすいからです。
金銭の寄付というテーマも日本がアフリカより高いのは、お店の色んなところに募金箱がありますよね?
アフリカにはありません。
その代わり、日本人より物乞いにお金はあげてると思います。
となると、同じ環境だったらもしかしたらアフリカのほうが高い率が出るのでは?
とも思ってしまいます。
というわけで、このデータだけをみて、
「あぁこの国は慈悲がない国なんだなぁ」とは絶対に思わないで頂きたいです。
発表しておいてなんですが。