アフリカホームステイ ルワンダ 現地レポート

初めてのアフリカ・ルワンダホームステイ(5泊6日)③

前回からシリーズ化しました、

「初めてのアフリカ・ルワンダホームステイ(5泊6日)」

をお届けいたします!

 

最初から見たい方はコチラから

 

 

丘、丘、丘

 

千の丘の国と呼ばれるルワンダ。

どこに行っても丘のきれいな景色が目に映る。

 

kimironko market

 

 

食品から雑貨まで何でも揃うマーケット。

日本にはない色とりどりのものが並ぶから、

見てるだけで目が楽しい!

 

ここの布屋さんでママがワンピースを注文して

プレゼントしてくれたんだけど、見て!かわいい!!

 

好きな柄の布を選んで、

作って欲しいデザインを伝えて、採寸して、

次の日には出来上がってる!

オーダーメイドなんて初めて!

サイズぴったり!

作ってくれたマダム天才!

ママありがとう!!

 

 

コンベンションセンター

このおしゃれな建物がコンベンションセンター。

パパに「今日はこれを見てきた!」って言いたかったんだけど、

名前が出てこなくて「カンファレンスセンター?」って言うと、

「ああ、コンベンションセンターね!」って。さすがパパ!

 

ブロシェットがおいしかった村

農村方面へ向かう予定のバスが全然発車しないから

Francoisに「いつ出発するの?」って聞くと、

「人がいっぱい乗ったら」って。

 

 

そういうシステムなのね。

一時間くらい待って超満員になって走り出したバスは、

どんどんキガリの都市部から遠ざかり田舎道へ。

 

この赤土の一本道はどこに繋がっているんだろう

と考えてると、Francoisが「ここで降りるよ」と。

そして「この辺りだと思ったんだけど」と。

 

間違えたのか?

ここ、見るからに畑しかないけど大丈夫なのか?

バスも頻繁には通らなそうだけど?

って心配していると一軒のレストラン発見!

 

ここのブロシェットと呼ばれるヤギの串焼きがすごくおいしい!!

私は初めて食べたけど、

ブロシェットとはフランスの串焼き料理のことらしい。

「日本ではヤギ食べないよ」って伝えると、

Francoisは逆に驚いてたけど、

確かにここに来る途中、

いたるところでヤギさん見かけたっけ。

 

ヤギが草を食む景色も、

赤土の一本道と畑が続く景色も、

水を汲むためポリタンクを持って並ぶ人たちの景色も、

今まで見たことのない景色だったんだけど、

ここに住むこどもたちに囲まれた景色も忘れない。

 

アジア人の顔は珍しいらしく、

いつの間にどこから来たのってくらい

こどもたちが集まってきて

「ルワンダ見学に来た日本人の見学会」開催。

 

大人の方たちは、

怪訝な顔でこちらを見て通り過ぎて行くから

ちょっと怖かったんだけど、

「アマクル?(お元気?)」

て話しかけると

「ニメーザ(元気ですよ)」

って笑顔になって答えてくれる。

大人も「見慣れないやつがいる」って思っていただけみたい。

 

 

Kigali Genocide Memorial

ルワンダに来たら行こうと思っていた場所。

私が今、ルワンダの過去を知って、何ができるわけではないけれど、

知っているのと知らないのでは全く違うと思うから。

 

話はルワンダホームステイから脱線するけれど、

私がルワンダの虐殺について知ったのは、

瀬谷ルミ子さん著 「職業は武装解除」(朝日新聞出版)という本。

恥ずかしながら、この本を読むまで何も知らなかった。

 

私はこの本が大好きで、

何度も読み返してるんだけど、

改めて読み返してみるとすごく興味深い。

 

虐殺が行われた数年後に二度もルワンダに渡って、

その空気を肌で感じた日本人って

それほど多くないんじゃないかな。

 

また、今回のアフリカ行きの背中を押してくれたのも

本の中の瀬谷さんの言葉。

 

アフリカに行こうと決めてからも、

「やっぱり遠すぎるかな」

「危ないかな」

「行きたいって安易な気持ちで行っていいのかな」

ってころころと気持ちは動いてたんだけど、

「まずは一歩踏み出してみること。そうしたら見える世界が変わる」

という言葉で、行くことに決めた。

 

実際にKigali Genocide Memorialを見学して、

過去の悲惨さと同時に今のルワンダの姿があることのすごさを学んだ。

 

私がルワンダに来てから目にしていたのは、

近代化が進む街と、穏やかな日常生活だったから、

もしも何も知らないままルワンダに来て、

Kigali Genocide Memorialにも寄らず帰国していたら、

虐殺があったことに気付かなかったと思う。

 

虐殺が終わってから、

今に至るまでの経過が私には想像がつかない。

 

Francoisも思うことは色々あると思うのに、

ここに連れて来てくれてありがとう。

 

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