Jambo(ジャンボ:こんにちは)
AYINA Japan 東北支部長土屋みなみです。
Jambo(こんにちは)!
2月から4月までの3ヶ月間ケニア・ナイロビにある
農業・家畜に関する国家研究機関
KALRO(Kenya Agriculture & Livestock Research Organizationにて、
インターンシップ中のAYINA東北支部長土屋みなみです。
今回はケニア人&ベナン人の友人の、
言語能力をメインにお伝えします!
※※※ 参加者募集中【期間限定・定員あり】 ※※※
定年前後のおじいさん・おばあさん手前世代は3種類の言語を操る?!
体感ですが、定年前後のおじいさん・おばあさん手前世代の方々は、
スワヒリ語、英語、民族の言葉(スワヒリ語とかなり違う苦笑)
この3種類を使っているように思います!
例えば、おばあさんと同居しているおじさんの家に遊びにいくと、
「Jambo(スワヒリ語) … because ~(英語)… ×□☆♪(民族語)」
のような、不思議な音を楽しむことが出来ます笑
どういうときに何をどう使い分けているのか、
私には不明ですが、
言語能力が高いことはお分かりいただけるでしょう。
まるで年末年始の親戚一同が集まったときのように、
10人弱ぐらいが一つの部屋にいて、
更に3グループぐらいに分かれて話し始めると、
もうBGMです…笑
ドイツでインターンシップをしていたときも、
語学学校に来ていたスペインやフランス、インド等々の、
色んな国からの学生が、母国語、英語に加えて、
ドイツ語を学んでいることに驚きましたが、
ケニアの定年前後のおじいさん・おばあさん手前世代は、
それに匹敵する訳ですね…
7歳で英語ペラペラ&土屋のボキャブラリーが負ける笑&ベナン人もすごい
ケニア人の友人の7歳になった娘さんと遊んだ(むしろ遊ばれてる?)とき、
当然のように、スワヒリ語と英語を操っていることに、
自然すぎてしばらくたってから気づいて驚きました。
しかも、私が知らない単語をたまに使うんです…
恐るべしケニア人のお子さま…
小さいころから違う言語に触れることが、
自然な環境って素敵だなと思います!
そういえば、私のベナンのホストシスターは、
日本に半年間研修に行っている間に、
英語も日本語も覚えたと言っていました。
私はフランス語が出来ないので、
どうしようかと思っていたのですが、
彼女の「日本語を忘れたくない」との要望のおかげで。
家ではほぼずっと日本語だったのです(助かった!笑)
彼女に続いて日本に行った男性も、
半年で見事に日本語を覚えて帰ってきました!
こうやって思い出すとケニアのみならずベナン人も言語能力が高いのかも!!!
若い世代は新言語を操る
さて、ケニアの話に戻ります。
私と近い世代の人たちには。
民族の言葉を話せない人もいるようです。
それでも、英語音声・字幕なしのテレビを楽しめているので、
英語力があるんだなぁと尊敬します。
また、若い世代は、
シェンという英語+スワヒリ語の進化系を操ります。
私が驚いたのは、
「ボブ」という言葉。
これ、なんとケニアのお金の単位「シリング」
を表すシェン語なんだそうです!
「ボブに100ボブ借りた」
ってシチュエーションあるんだろうな…
と想像したら一人で面白くなりました笑
おじいさんおばあさん方には、
理解不能なこともしばしば一方で、
広告に使われる場合もあるそうで、
その威力は確実に強まっています!
日本でも若い人たちが作り出す言葉があるように、
ケニアでも言葉は生き物なんですね!
ケニアの挨拶については、
以前にAYINAライター水口あすかさんが書いてくださった、
こちらの記事も是非是非ご覧ください!
ケニア在住者が語る!ケニアの挨拶の定番は『ジャンボ』ではない!
それではまた!
Kwaheri(クワヘリ:さようなら)
※これはスワヒリ語です!