Jambo(こんにちは)!
タンザニア・ザンジバルに滞在中のみさとです。
皆さんは、アフリカの宗教と言われて何が思い浮かびますか?
「..........」
そんな多種多様だろ!って思うかもしれませんが、その通りです!笑
私が滞在しているタンザニアは、イスラム教徒、キリスト教徒と
それぞれ40%ずつぐらいの割合らしいのですが、
ここザンジバルに限っては、99%イスラム教徒と言われています。
そんな分布なので、
イスラム特有文化・ラマダンの時期は、街一色、静まりかえります。
逆に、ラマダンが明けると、途端に街はお祭りに湧きます。
これはこれは驚きでした笑
そんなラマダン明けパーティーの様子を今回はお伝えしていこうと思います。
ラマダン期間のザンジバル
まずラマダン期間のザンジバルについて。
とにかく外に人があまりいなくなります。
日が昇ってる時間帯は食事をしないので、
レストランはほとんど閉まりますし、
屋台も1つも出なくなります。
これは観光客にとっては辛いですね。
なぜか通っているジムのオープンアワーも短縮されました。
これは関係あったのでしょうか笑
ラマダン明けザンジバルのうんちく
1.街の人口が100倍になる?
上記のラマダン期間前の写真と同じ公園ですが、
屋台も出て、人で活気に満ちています。
あ、ザンジバルってこんなに人いたんだ。
と思うほど、人が集まります。
ラマダン中渋滞なんて一度も見ませんでしたが、
この期間はワゴンの荷台にこれでもか!
というほど人が乗り込んだ車が大渋滞をなします。
2.5日間新しいおしゃれな服を着る
とにかくみんなオシャレになります!特に子どもたち!
パーティー期間毎日新しい服を着るんですね。
特に初日は、ドレスを着ている子が多いです。
これがほんとに可愛い。
可愛い服を着ているとテンション高くなるのか、踊り回っています笑
3.子ども専用クラブが登場
遊園地みたいな場所に2、3歳の小さな子どもから、
10歳ぐらいまでの子どもが集まります。
メリーゴーランドやエアースライダーがあるんですね。
きちんと列をなして並んで待っているところがまた可愛かったです。
そんな遊園地の一角、大音量で音楽が流れるところでは、
子どもたちが見事なアフリカンダンスで楽しんでました。
子どもの頃からこんなにノリノリでダンスできるの素敵ですね!
4.一軒一軒訪問する臨時ミュージシャン出現
インターン先のエントランスからいきなり何かの演奏が始まり、
びっくりして駆け下りると、おじさんが太鼓を演奏中。
「えっ?頼んでないけど、これなに??」とスタッフに聞くと、
ラマダンのこの時期だけお祝いに一軒一軒演奏をして回る人が出てくるのだとか。
ちなみにお金は払います、ボランティアじゃないです笑
5.公園が出会いの場と化す
ちょっと見てはいけないものを見てしまったかなと思いましたが、
いつもは憩いの場のはずの公園が、若者の出会いの場になっていました笑
規律が厳しそうなムスリムでもこんな出会いの仕方は許されるのかと。
ラマダン中は制限されることが多いので、
きっと弾けるのでしょう、そう解釈しました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、ラマダン明けのパーティーで湧くザンジバルの様子についてお伝えしました。
年に1回のラマダン、そのラマダン明けのパーティー期間は、
ザンジバルが1年で最も華やかな期間です。
こんな期間に過ごせたのはラッキーだなあと思う5日間でした。
このようなローカルに密着した体験をもっと存分に味わえるのが、
ホームステイです。
AYINAでは、ホームステイツアーを開催しています。ぜひこちらもご覧ください。
それでは、バッダーエ!(さようなら)