みなさんこんにちは!!
世界一周中の綾部菜香です。
今回は、東日本大震災が起こった時に海外からどのような支援を受けたのかについて書いていこうと思います。
・東日本大震災とは
皆さん、東日本大震災のことを覚えていますか?
東日本大震災は2011年3月11日14時46分に発生した、東北地方・三陸沖を震源とする巨大地震です。
マグニチュード9.0、最大震度7の強い揺れと国内観測史上最大の津波を伴い、広範囲で多くの被害がでました。
津波の高さは9メートル以上。死者は約1万6000人でそのほとんどが津波によるものです。
また、福島第一原子力発電所が被災し、放射線物質が外に漏れ出すなど深刻な問題になりました。
東日本大震災の詳しい情報は総務省消防庁の東日本大震災関連情報ページからご確認ください。
https://www.fdma.go.jp/disaster/higashinihon/post.html
・東日本大震災時の支援
東日本大震災が起こった2011年3月11日を機に、世界中から多くの支援の手が差し伸べられました。
2013年3月に発表された一般財団法人国際開発センターの研究結果によると、
人的、物的、金銭的支援を提供した国および個人・団体の属す国の総数は174カ国・地域にのぼることがわかりました。
そのうちの119カ国・地域が日本のODA対象国であり、35カ国がいわゆる最貧国とよばれるアジア・アフリカ地域の後発開発途上国です。
大災害が起こった際、先進国だけでなく、発展途上国からも支援が寄せられることは世界的な動きであり、そのことは日本に対しても行われました。
・アフリカからの支援
アフリカに注目すると、アフリカ大陸53カ国のうち、
現在内戦中である1カ国を除いた52カ国の首相や大統領からお見舞い状が届けられました。
その他にも様々な国が日本のために物やお金を寄付してくれました。
寄付金に関しては、アフリカの中で一番多かったのはアルジェリアの8.3億円。
これは先進国であるイギリスやフランスを上回る金額です。
アルジェリアだけでなくアフリカ大陸にある17カ国が日本へ義援金を送りました。
海外の国々が行ったのは、金銭的な支援だけではありません。
当時日本で話題となったのが、南アフリカのNGO団体である「レスキュー・サウスアフリカ(RSA)」の活躍です。
この団体は消防士、救命士、医師らからなる救助隊で宮城県に派遣されました。
これは、緊急援助隊としては史上初のアフリカからの派遣でした。
3月18日から約10日間、生存者捜索や遺体の発見、収容に尽力しました。
まとめ
このように日本とアフリカは、困った時には助け合えるような良い関係を築いています。
もし、日本以外の国が災害にあったり、危険な状態になった時には、他人事ではなく興味をもつ人が増えてほしいです。
参考文献
外務省HP
https://www.mofa.go.jp/mofaj/saigai/shien.html
東日本大震災とアフリカからの支援
https://www.kasumigasekikai.or.jp/11-05-25/
一般財団法人 国際開発センター
https://www.idcj.jp/pdf/idcjr201201.pdf
朝日新聞
http://www.asahi.com/special/news/articles/TKY201304020473.html