副代表内藤です!
今回はAYINAが応援している団体で、うちのイベントにも出店していただいた
「Chérie COCO(シェリーココ)」の代表、川口莉穂さんがReady forにて、
二度目のクラウドファンディングをされているという事で、
応援も含め、インタビューをさせていただきました!
Ready for ベナン初の浴衣工房~女性が輝くアフリカ布のものづくりを~
僕「こんにちは!」
川口莉穂さん(以下「り」)
「こんにちは!ベナンで浴衣製作事業を行ってます川口です。本日は宜しくお願い致します!」
前回とは覚悟が違う
僕「今回2回目のReadyforの挑戦という事なんですけど、
前回の頃と今回の頃で、気持ちや状況の変化などはありますか?」
り「前回は、青年海外協力隊の任期中だったということもあり、
協力隊の本業をやりつつだったのが、
今はこの事業だけに全力をかけられるようになりました。
協力隊の任期が終わって帰国した後、
たくさん悩んで事業を続けていくことを決めたので、前回とは覚悟が違います。
状況としては、日本での協力者が増えたことが大きな変化だと思います。
日本とベナンを行き来しながら全てのことを一人でするのは
やはり手が回らなくなります。
私の想いに共感して、手を挙げてくれた方たちには本当に感謝しています。」
青年海外協力隊時代は、JICAから生活費や時には活動費の支給もあるが、
その後は自分で生活費から何まで負担しなければならないので、
かなりの覚悟が必要だったと思われます。
アトリエの女性達は「仕事がしたい!」
僕「結構日本では偏見で、アフリカ人は仕事が嫌いみたいに思われる人が多いと思うんですが、
りほちゃんのアトリエの人たちは「もっと仕事がしたい」って言ってるみたいなんですけど、
そこに関してはどう思いますか?」
り「確かに仕事嫌いなベナン人も多いです。
でも生活をしていくためにはお金が必要なのも事実で、
彼女らはそれを分かっているから、
もっと稼ぎたい!って言っているんだと思います。
でも仕事をしている様子も楽しそうで、嫌々ではなく仕事が好きでやっているのも伝わってきます!」
布紛失事件により、一旦信頼関係にヒビが
僕「実際Readyforを見てると、順調に活動ができてるようにも見えるんですけど、
きっと大変な出来事とかもあったと思います。何か印象に残ってる大変な事ってありましたか?」
り「仕入れる布は6mで一つになっているのですが、
その布が一つ、アトリエ内でなくなったんです。
結果的にその事件がきっかけで、
アトリエのみんなとはより距離を縮めることができて良かったのですが、
なくなったときは、信頼関係が崩れそうになり、大変でした。」
アトリエ内で布が無くなり、1人の従業員が盗った従業員を目撃。
口論になり、一時修復不能かと思えるくらいの状況に。
しっかり川口さんが一緒に話し合いをし続ける事で、
最終的には、より強い信頼関係が築けたそうです。
活動を通じて、従業員の生活レベルが向上した
僕「逆に印象に残ってる嬉しかった事もあれば教えてもらえますか?」
り「笑顔で毎日生活しているみんなを見ることが私にとって嬉しいことです。
そんな毎日の中でも特に嬉しかったのは、
あるアトリエ従業員の夕食に招待されたとき、
今までの生活では考えられなかった魚が(しかも大きな!)入っていたことです。
栄養のあるものを食べられるようになったことで、
彼女の子どもも病気をしなくなりました。
こうやって、少しずつかもしれませんが、
ベナンの人たちの生活が改善されているのを見ると、
本当に頑張ってきて良かったな、と思います。」
僕「本日はありがとうございました!これからも頑張ってください!」
り「問題が山積みな毎日ですが、ベナンのために、頑張っていきたいです!
ありがとうございました!」
アフリカ×浴衣
そんな川口さんが現在製作中のアフリカ布を使った浴衣がコチラ。
普段着には派手ですが、浴衣だと日本人にもこんなにマッチします!
Ready forで川口さんを応援しましょう!
冒頭にもリンクしましたが、
そんな川口さんが実施中のクラウドファンディングは以下からご覧頂けます!
Ready for ベナン初の浴衣工房~女性が輝くアフリカ布のものづくりを~