AYINA Japan 東北支部
土屋みなみです。
前回は2大観光地からお送りしました、第2回アフリカホームステイinベナン共和国レポート。
今回は首都ポルトノボの住宅街からお届けします。
12/30
昨日までの長旅を考慮して今日は午後から始動。
首都のポルトノボへ向かいます。
何かが特別に私達を待ってくれているとのことなのですが...?
ステイ先のコトヌーから混んだ道を1.5時間ほど行ったところでポルトノボに到着。
首都らしくシティな感じ(どんな感じだよというツッコミはさておき)なのかと思いきや
すぐに村?の住宅街へと入っていきます。
何やらすごい人だかり!!!
Julienneの友達であるSmithさんに案内してもらうと
そこに鎮座おわしますのはザンベトというブードゥー教の神様のメッセンジャー。
人だかりは
本来であればこの時期には現れないはずのザンベトさんに驚き
様子を見に来た信者さんたちによるものでした。
ご丁寧にお越しいただきまして、幸甚の極みです...
こうしてご挨拶をすることで、夜ザンベトさんに遭遇したとき
仲間だと認識してもらえご加護いただけるとのこと。
ザンベトさんはメッセンジャーの名にふさわしく
今でも信者さんたちにお告げをおこなっているそうです。
首都とはいえ現地宗教が残っている現代と過去のコラボレーションを
「京都みたいだよね」
と引率の仲間は表現していました。
教会やお寺は地域におけるコミュニティ形成の役割も担うケースもあると聞きます。
ザンベトさんにお会いすることで宗教と地域との関係を体感できたので、個人的には良い経験でした。
帰りの車の中で引き続き現地宗教ブードゥー教談義を交わします。
仲間によれば、
ブードゥー教には特定の神はおらず強いて言えばご先祖様だそうで、
人々は死後自然の一部になるそうです。
「アジアの宗教と似ているところがあるんじゃない?個人的には宗教の観点から見ても、
アフリカとアジアはもっと良いコラボレーションが出来ると思うんだよね。」
と仲間は加えました。
ホテルに泊まる観光だけではわからない文化や宗教、
地域の様子を感じることができるのもホームステイの醍醐味の一つ。
しっかり味わうことのできた半日でした。
Vol.11に続く・・・