こんにちは!
昨年末からベナン共和国に1カ月滞在していました、
高校三年生の阿部将貴です!
前回はAYINA Africaのパーティー(前回の記事はこちら)をお伝えしましたが、
今回はベナンの日常生活をお伝えします!!
テレビ・アニメ
ベナン人は衛生放送を使って、
主にフランスのテレビ番組をみていることが多いです!
そのためベナン国内でもNHKworldを観ることができます。
アニメに関しては、「ナルト」「ドラゴンボール」はツートップです。
知らないベナン人はいないほど!
ちなみに、僕はどちらのアニメもみたことはなく、
ベナン人からは「君は本当に日本人なのか??」と突っ込まれてしまいました。
今後新たにベナンを訪れる際には、
アニメか漫画の内容を把握してから行くことをおすすめします!
洗濯
ベナンには、洗濯機はまだ普及しておらず、
もちろん手洗い!!!
これを読まれている方の中で、
手洗いを日常的にされている方はいらっしゃるでしょうか?
滞在中は毎日、僕は自分の衣類は自分で洗濯していたので、
洗濯の重労働さをひしひしと感じていました。
しかしながら、いくつか手洗いから生まれるメリットも同時に発見しました。
今回はそれをご紹介したいと思います!
①洗濯スキルを習得できる
洗濯スキルに関しては、洗う時のテクニックだけにとどまりません!
洗濯しやすい服を着るなど、
洗濯そのもの以外の部分でアタマを使うようになりました笑
薄手で布一枚の乾きやすい衣類がベストで、
たとえばTシャツやステテコなどは手洗いに適しています。
逆に、きゃりーぱみゅぱみゅがきているような服は、
ゴワゴワしすぎて手洗いで洗濯できません。
洗濯機があるからこそできるファッションもあるのだなーと実感しました。
女子のみなさん、原宿系ファッションはベナンには向いていませんよ。
え、そんな服着ないって?笑
②洗濯機なしで生きていけることに気づく
生まれたときから当たり前に洗濯機があると、
「洗濯は洗濯機がやるもの」だと無意識に思い込んでしまいます。
つまり裏を返すと、「洗濯機がないと洗濯できない」状態です。
たとえば、お家の洗濯機が壊れてしまったとき、
あなた何をするでしょうか?
洗濯機が直るか新しく買い替えるまで、
洗濯物を溜め込むのもアリですが笑、近くのコインランドリーを探したり、
お金に余裕があれば、洗濯物をクリーニングに出したりするのではないでしょうか。
これが「洗濯機がないと洗濯できない」状態です。
生まれたときから洗濯機が世の中にあると、
無意識的にそのような思考回路になるのではないかと思います。
そのような固定観念をベナンが覆してくれました。
「洗濯機壊れても、手で洗えば良いじゃんw」
この選択肢は日本に生まれ日本でずっーと暮らしていては思いもつかないことでしょう。
ベナン人が知っている日本語
これはランキング形式で発表していきます。(阿部将貴独自調べ)
第3位 「こんにちは」
絶対一位だ!と予想していた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ベナンでは「こんにちは」はけっこうマイナーです。
知ってる人はかなりレア。でもみんな「你好」は絶対知っています笑
第2位 「○○ってばよ!」
これはTVアニメ「ナルト」から来ていますね。
ベナン人の日本との接点は、自動車かアニメ。
基本的に知ってる日本語はアニメ由来です。
アニメでは「こんにちは」なんて律儀に言わないからこそ、このフレーズの方が有名なんでしょうね。
第1位 「なにぃ〜〜〜?!」
お笑い芸人のクールポコは関係ありません。
これもどうやら「ナルト」由来のようです。
ベナン人と会話しているときに、驚いたら自分から積極的に使っていきましょう。
ウケること間違いなしです。
以上です!いかがでしたか??
ベナンをはじめ、途上国を通して自身のこれまでの価値観を覆させられることって多いと思います。
そういった途上国からしか学べないことを、
いまの日本人は体験する必要があるのかなと僕は思っています。
僕自身、4月からの大学進学にあたって、現在は友人とのルームシェアを考えています。
家具をそろえる際に「ねぇねぇ、洗濯機いらなくない??手洗いしようぜ!」
と提案してみようかと思ってます笑