みなさん、こんにちは!AYINAの藤内です!
今回はウガンダの料理や食事について、AYINAライターのあきこさんが書いてくれました!
あきこさんは、学生時代ウガンダに滞在し、現在には日本の企業で働いてらっしゃいます。実際にウガンダで長期滞在したリアルなウガンダ情報を提供してくださいますよ!
実はAYINAライターとして、あきこさん初の記事ですので、お楽しみに!
”ウガンダでは、給食で貧富の差が見える”
ウガンダの料理事情、早速見ていきましょう。
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初めまして!
今回、ウガンダの記事を書かせていただきます、内尾晶子と申します。現在は、日本の一般企業で働いておりますが、大学時代に数ヶ月ウガンダに滞在していました。このような貴重な機会を頂いたので、その時の経験を共有させてください♪
記事の内容は「食事や料理」をテーマに、「ウガンダの一般的な料理」「ウガンダの小学生の食事事情〜給食〜」「日本で意外と役に立ったウガンダ経験について」書きたいと思います!
ウガンダの一般的な料理
まず、ウガンダには主食となる食事・料理が3種類あります。
① トウモロコシの粉から作った「ポショ」という料理
② バナナから作った「マトケ」という料理
③ 「お米」
この料理の中の1種類に、豆と野菜が入ったスープをかけてワンプレートとして出てくるのが、一般的なウガンダ料理です!レストランに行くと、豆と野菜以外にも、お肉が入っているものもあります。
また、レストランで食事をする際は、主食となる料理3つから、2種類選べることが多かったです!
他に、代表的なウガンダの料理として、クレープのようなチャパティや、チャパティに野菜が入っているロレックスがあります。(チャパティはアフリカ各地、インドなどにも同じような料理が存在します。)
ロレックスはウガンダの料理の中でも、私が1番好きな食べ物です。
どれくらい好きかと言うと、毎朝、朝ご飯にロレックスを買いに行き、露店でロレックス修行させてもらうくらい大好きな料理です(笑) 玉ねぎをみじん切りして、玉ねぎの水分で小麦粉を練って、生地を作ります。熱々の鉄板の上で卵を割って、その上で、伸ばした生地を焼きます。焼けた頃に、予め炒めておいたキャベツの千切りとピーマンのみじん切り等を上に乗せます。最後はクルッと巻いて、出来上がりです!
ロレックス愛が止まらず、ロレックスだけ多めに語ってしまいました(笑)
ウガンダの料理は他にも美味しいものばかり(*´꒳`*)
ウガンダに行く際は、元気でしか食べられない料理を沢山味わってください♪
ウガンダの小学生の食事事情〜給食〜
日本の給食と言えば、みんなが食べられて当たり前ですよね?しかし、ウガンダでは、そうではありません。
ウガンダでは、基本的に給食費を払った人しか給食は食べられません。(NGO運営の小学校等、一部小学校を除く)
そのため、給食費を払えない子ども達は、食事抜きで、午後の授業を受けることになります。
また、公立と首都の私立の小学校では、給食の内容が全然違います。
公立小学校では、ポショに豆と野菜のスープをかけた給食ですが、首都の私立小学校では、ポショとマトケに、お肉も入ったスープの給食が提供されていました。
残念ながら、公立私立ともに食事の写真はありません・・・
イメージで言うと・・・
前のテーマ「ウガンダの一般的な料理」の1枚目の写真は、滞在させていただいたNGO運営の小学校で提供している給食です。この給食は、公立の小学校で出されている給食と同じようなイメージです。
また、同じく前のテーマ「ウガンダの一般的な料理」の2枚目の写真が、ウガンダの首都カンパラの私立小学校の給食だと考えて頂ければ、イメージがつくと思います。
給食を食べられない子どもから、お肉が入っている給食を食べられる子まで、給食1つで、ウガンダの抱える貧富の差を感じることができると思います。
ウガンダには美味しいご飯が沢山ありますが、未だにご飯を満足に食べることのできない人がいるのも、また事実です。
日本で意外と役に立ったウガンダ経験
これはズバリ、ウガンダで培った「お米を炊く力」です!
ウガンダで、私はNGOの寮に滞在し、その内、3日間ほどだけ、NGOが支援している子ども達の家にホームステイさせてもらいました。
NGOの寮では、料理をするのに、電気コンロを使用していました。普段は、電気コンロでお米を炊き、おかずを作る生活なので、日本とあまり変化は無いように見えます。しかし、ウガンダは停電が多いので、電気コンロが使えないことがあります。
停電した際は、外で炭に火をつけて、料理を作るのがウガンダ流です。
また、私がホームステイさせてもらったお家は、電気も通っていませんでした。普段の料理は、拾ってきた木と紙の切れ端を使用して火を起こし、外のかまどでご飯を作っていました。火を起こして、ご飯を作るのは、子ども達の仕事です。
ウガンダに行くまで、火起こしの経験ゼロの私には、木と紙を使って火起こしするなんて、難しすぎて、夢のまた夢!
それを器用にやってのける子ども達は、火起こしの先生でした。
子ども達の火起こししている姿を見て、時に、教えてもらいながら、3ヶ月の間に炭で火を起こす術を身に付けることができました。(残念ながら、木と紙で火を起こす術を身に付けるには至りませんでしたが…)
火を起こすことのできた私は、外でお米を炊く力を得ることができました!
ここまで、長々と、火起こしができるようになって、外でお米を炊く力を得る経緯をお話しました。
では、これが何の役に立つのか?
ズバリ、1年に1度やってくる「会社のBBQ」です!
うちの会社では、若手で火起こしできる人は多くありません。そのため、ウガンダで培った火起こし術が、意外と役に立つんです!
読んでいるあなたも、ウガンダ生活で、火起こし術をマスターした暁には、会社のBBQで大活躍間違いなしですよ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
ここまで、ウガンダの料理・食事をテーマに書きました。
食事から見えるウガンダの魅力と問題点が伝われば、幸いです。
ここまで、お付き合い頂き、ありがとうございました!
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僕が滞在したことのあるルワンダにほど近いウガンダ。行ったことはありませんが、ぐっと身近になりました。それと、あきこさんの火起こしテクニック、素晴らしいです!アフリカあるあるかもしれませんね。
あきこさんが体験したような一見不便な日常生活。。。ですが、不便な経験から得られる『新しい価値観』を僕たちAYINAは魅力的だと感じていますし、多くの方にその価値観を多くの人に得てほしいと考えています。
アフリカに来て「アフリカ=不便だから嫌だ!」という方も確かにいます。しかし、それ以上に「不便だからこそ面白い」という方もいます。
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