AYINA副代表の内藤です!
今回はまだアフリカに行ったことがない皆さまに、
アフリカやホームステイの魅力を知ってほしいという思いで、
ツイッターでアフリカホームステイ経験を紹介してくださる方を募集しましたら、
余語さんが手を挙げていただきました!
余語 和貴さん(@KazukiYogo )
バリ島に1年間在住中。
大学に通いながらインドネシア語や文化を学んでいます。
バリ島の観光地だけではなくローカルにもフォーカスし、バリ島の魅力を発信されています。
YouTubeもやられています。
ありがとうございます!
しかもマサイ族の村でホームステイという超貴重な体験です。
たくさんのお写真を使って書いていただいたので、
サクサクと読めてそしてイメージもしやすいと思います!
それではお楽しみください!
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ハクナマタタ
この言葉をご存知でしょうか?
スワヒリ語で「なんとかなるよ、なんくるないさ」
私はこの言葉が大好きなんです。
マサイ族との出会い
2016年の春私が20歳の時
フェスブックの広告に
「マサイ族に会いたい大学生募集」という広告を見つけました。
この時心の針がピクっと動き、これは行かなければと。
親に頭を下げてお金を貸してもらい、初めてのアフリカタンザニアへ。
そこから私はアフリカが大好きに。
翌年には、マサイ族の彼らと一緒にキリマンジャロに挑戦。
死ぬほど辛かったけど、彼らがいつもどんな辛い状況でも笑顔で
サポートしてくれたおかげで、アフリカ最高峰の頂きに。
そして今回は3回目のマサイ族訪問。
マサイ族のもとへホームステイ。
私たちが訪れた
マサイ族の村は、タンザニア・アルーシャ地方にある
イルキティンガ村という小さな村。
この村には、マサイ族が約4000人住んでいます。
そこに友人のマサイ族・フレディが住んでいます。
実は、フレディの奥さんは日本人なんです。だから日本語も話せちゃう。
奥さんはけいこさん。初めてタンザニアにきた時から大変お世話になっています。
実は、マサイ族業界でマサイ妻になった日本人は2名いらっしゃいます。
もう一人の方が、ケニアのマサイ族妻永松さん。
メディアなどにも結構出演している方なので知っている方もいらっしゃるとおもいます。
プライバシーの関係でホームステイする家の写真は載せられませんが、
日本と同じような感じで二階建ての作り。
イルキティンガ村を散策
マサイ族にとってお金よりも大切なもの、それが牛なんですね。
結婚の条件も牛を何頭所持しているかによるんです。
お家の裏側にいました。
フレディの家では他にもヤギやニワトリなども育てていました。
これは、コーヒー豆の皮むき中。
タンザニアはコーヒーがとてもポピュラーです。
日本で有名なのはキリマンジャロコーヒー。
家を出てイルキティンガ村をフレディと共に散策開始。
そうすると遠くから
ジャンボー(スワヒリ語でこんにちは)
って小さなマサイキッズが笑顔で明るい声であいさつしてくれるんです。
それが嬉しくてたまらない。
アフリカの大好きなところです。
日本ではなかなか見ることができない素敵な光景かなと思います。
こういうところはマサイ族から日本人が学ぶべきとこですかね。
しばらく散策するとトウモロコシがいっぱいなっていました。
というのもこの後紹介するのですが、
タンザニアの主食ウガリの元なのです。
マサイ族にとってトウモロコシはとっても大事な穀物なんですね
まるで北海道のような広大な敷地。がしばらく続き
フレディがここからここまでうちの土地だよって。いってくれるのですが
サッカーグラウンド、軽く3個分はあるかと思うくらい。
アフリカって土壌がしっかりしていないイメージがありませんか?
私も大学の講義でそう習っていたのでそんなイメージを持ったままイルキティンガ村にきたのです。
ただこのイルキティンガ村の土壌は違うんです。
この地域は近くにキリマンジャロ山やメルー山があるので水が豊富で土壌がよく作物がよく育つそう。
そこらじゅうに様々な作物がなっていました。
イルキティンガ村の公立中学校に潜入
許可を頂き、イルキティンガ村にある公立中学校に潜入してみました。
写真は一緒にホームステイしていた友人のマサンジャ。彼も3回目のタンザニア。
ここの中学校は学年ごとにセーターの色が違います。基本公立の中学校では
女の子も坊主です。(私立では学校によります)
化学の授業中の実験室にお邪魔しました。
なぜか途中からフレディが授業することに。
実は、フレディかなり頭がよく、タンザニアで1番の大学を首席で卒業した程の秀才。
この村の未来を担っている人材なんですね。
だから村の人誰もがフレディのことを知っています。
お昼になったので給食時間。
豆のスープ。
給食はメニューがこれしかないそうで毎日このスープ。
東アフリカのタンザニアでは
公用語が英語なんですね。
そのため、中学校になると授業は英語で行われています。
皆、スワヒリ語と英語が話せます。日本も見習わないと。
ホームステイ中の食事
ホームステイ中の食事はけいこさんやお手伝いさんが作ってくれていました。
そのメニューは、日本食やウガリ。
先ほど紹介したトウモロコシが原料。ウガリはタンザニアの主食として食べられています。
あまり、いやほぼ味がないんですねウガリって。
だからしばらくすると飽きちゃうんです。
けいこさんに
ふりかけと食べると美味しいと教えてもらい食べたところ
相性ピッタリで
皆さんもウガリに飽きたら試してみてください、ウガリとふりかけオススメです。
家の外では何をたべたのか?
これは、インパクト大ですよね。
実は、牛のタン、
そう、牛タンなんです。
最初巨大すぎてなにかとおもいました。
食べてみるととっても美味しんですね。
これも牛のどっかの部位です。
基本、
マサイはビーフかヤギを好んで食べます。
以前飲んで衝撃的だったのがヤギの血。
ヤギの血を煮込むとこんな感じに。
それを頂きました。味は煮込んでも血、鉄って感じでしたね。
ヤギの血はマサイ族にとってエナジードリンクなんです。
一度お試しあれ。
これはマサイ族が大好きなキリマンジャロビール。
かなり飲みやすいビールなのでオススメ。
私たちが訪れた時期がキリマンジャロ登山の閑散期だったこともあり彼らは仕事がない。
だから、毎日のように昼から夜中までキリマンジャロビールを飲んでいました。
アフリカあるあるですが、
日本では当たり前のキンキンに冷えたビール。
タンザニアでは置いてないです。
冷たいのは体に良くないとのことで。出てくるのはほぼ常温。
マサイ族観光産業の真実
2016年の春、ツアーでマサイ族の村を訪れたんですね。
そこには本当に何にもなくてロバなどが放牧されていた村。
「でもあそこの村には村長と少しの人しか住んでないからねって。
しかも入村料1人あたり100ドルも村長に払っているんだよ知ってた?」
と言われかなり衝撃的な事実。
マサイ族もいまや観光産業としてなりたっているんです。
私の友人のマサイ族の主な職業は主にキリマンジャロのガイドやポーター。
それか、サファリのガイド。
マサイ族の体力は尋常じゃないんですね。
私は、キリマンジャロ一回しか登っていませんが、本当に死にかけるほど辛かったんですね。
そんなキリマンジャロに彼らは月に4回も平気で登っちゃうんです。超人ですよ。
そんなキリマンジャロ登山のメインガイドしてくれたキム。
フレディの兄で、絶賛日本人の妻を募集しています。(笑)
ハクナマタタ精神
村を散策しいてる時、中学校訪れた時、皆でお酒を飲んでいるとき、
どんな時も彼らは笑顔で明るく接してくれるんですね。それが嬉しくて。
なにかあっても困ったことがあってもハクナマタタ。
この魔法のような言葉、ハクナマタタ。
彼らは深く悩むくらいだったら、いまこの時を楽しむのが一番だって。
そのような考えを持っているんですね。
彼らと一緒にいると自然と笑顔になっちゃいます。
これを読んでくれているあなたにもぜひマサイ族に会ってほしんですよ。
日本で悩んでたことなんてちっぽけなことだなって。
だってマサイ族に会うだけで幸せな気持ちになっちゃうんですから。
マサイ族、見た目は変わっても中身は戦士
マサイ族のイメージって
赤いマント、ライオンを狩るアフリカ最強の戦士。
そんな感じではないでしょうか?
彼らは元々遊牧民族でしたが、
写真みてもらうとわかると思うのですが
現在は、普通の服を着て、定住社会。
彼らの見た目は人目みただけでは
マサイ族かは判断着かないです。
ただ彼らの中身、ハートの部分は未だにマサイの戦士のままなんです。
マサイ族にとって一番大切なもの。
それは、家族や友人、村の人々。
そう、人のつながりなんですね。
一週間の短いホームステイでしたが、
マサイ族の彼らのコミュニティってとっても素敵だなって思うんです。
例えば、何か事業で失敗し、家がなくなってしまった場合は、
マサイ族の仲間同士で助け合い、次のアクションまで一緒に家住んだり、食事を養って構わないって。
もしなにか経済面などで悩むことがあった場合でも、
マサイ族は家族や友、村人たちですぐに助けあうんですよ。
最近、日本では薄れかけてきている人と人のつながり。
マサイ族のコミニティーを通して感じることは
彼らが体現している社会こそ日本人が失ってしまった大切な社会だと。
彼らから日本人が学ぶべきことって本当にたくさんあるんですよ。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
タンザニアに行きたい。
マサイ族に会いたい。
と思ってくれた人。
ぜひフレディやけいこさんに会ってほしいです。
F&K
フレディ&けいこさん2人でやっている旅行会社。
きっとタンザニアの素晴らしさを体験させてくれますよ。
タンザニア旅行 サファリツアー・キリマンジャロ登山・カルチャーツアーの旅行手配専門会社 日本人ガイドがご案内します F&K Cultural Tours And Safaris
手つかずの大自然、興味深いカルチャー、そしてあたたかい人々。 たくさんの魅力を持つタンザニアへようこそ! 皆様のタンザニア旅行が、いつまでも心に残る素晴らしい旅となるよう、 スタッフ一同精一杯お手伝いします。 ...
アフリカ・マサイ族との出会いで
私は人生が変わったというよりは、
人生がより一層面白くなりました。
ありがとうございました。