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AYINAが在日アフリカンへ無償日本語学習を提供開始

「アフリカと日本をつなぐ」をミッションとして活動する、NPO法人AYINA(アイーナ、事務所:神奈川県横浜市、代表:ゾマホン、以下AYINA)が行う在日アフリカン支援事業の一環として、「在日アフリカン日本語学習無償提供」をトライアルでスタートしたことをお知らせします。

 

 

「在日アフリカン日本語学習無償提供」概要

「在日アフリカン日本語学習無償提供」は、昨年から開始した在日アフリカン支援事業を通じて、多くのアフリカ出身者が抱えていた「日本語をもっと伸ばしたいけど、お金が無いために学べない」という課題を解決すべく、AYINAが受講料を負担する形で対象者に授業を提供する事業です。奨学金などで来ているアフリカンの方は、初期の日本語学習は提供されているが、その後は自身で学ぶというケースが多く、その費用を捻出することが厳しいという声が多かったのです。その結果、日本人の友人ができなかったり、アルバイトも受からなかったりと、不便を感じている声をもらったことにより、2021年2月からトライアルが開始しました。

 

初の受講者はタンザニア出身マサイ族のメティリさん

トライアルで対象者となったのは、以前AYINAで取材記事を発信したりイベントを開催したりもした、タンザニア出身のマサイ族メティリさんです。

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彼は2019年の9月にアフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ(African Business Education Initiative for Youth、略してABEイニシアティブ)にて足利工業大学の大学院生として再生可能エネルギーなどの勉強をするために来日しました。しかし、コロナの影響で現在もリモート授業が多く、日本人との交流がほとんどないという悩みを抱えていました。少ないチャンスで話しかけようとしても、日本語がほとんど出来ない(初期に習ったが忘れてしまった)ため、仲良くなることが難しいと感じていました。

 

AYINAは生徒と講師の架け橋へ

現在、週1〜2回ほどオンラインレッスンを日本語教師から教わっており、その後、講師の方と生徒両方からフィードバックをもらったり、実践で使う機会を増やすためにオンライン交流会なども企画したりなど、従来の学習状況よりも効率的に学べるように、AYINAがサポートをする形となっています。

 

 

団体名:特定非営利活動法人AYINA(All Youth Innovation Networld Association)

代表者:代表理事 ゾマホン・スールレレ

所在地:〒231-0032 神奈川県横浜市中区不老町1丁目2−1

設立:2013年10月30日

団体HP:http://ayina.org/

お問い合わせ用メールアドレス:ayinaito@ayina.org

電話番号:050-3695-6129

 

<代表プロフィール:ゾマホン・スールレレ>

NPO法人AYINA代表理事/株式会社Africa-Network CEO

ベナン共和国で生まれ、国費留学生として山形大学大学院に入学。卒業後は日立製作所へ勤めるが、「自分が行動しなければアフリカと日本の偏見は無くならない」「ベナンやアフリカ各国の現地の人たちをエンパワーメントしたい」という想いから同団体を設立。

団体と同時期に会社も設立し、自らでビジネスも行い、文化交流とビジネスを自分で作り上げる重要性を体現している。

▼"代表ゾマホン"紹介記事▼

https://www.ganas.or.jp/20180926benin/

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