アフリカ×日本人インタビュー インタビュー

これからの時代はアフリカから作る!Kanyaさんが構想する農業・物流・教育事業とは?【第1部】

みなさんこんにちは!NPO法人AYINAのサポートメンバーのあつです。今回も在日アフリカンの方にインタビューしてきました!

※私のTwitterのアカウントはこちら→〈https://twitter.com/Atsu_loveAfrica

この企画では、日本に16,000人いるといわれている在日アフリカンの方にフォーカスを当て、その方の魅力、出身国のリアルな話、日本に住んでみて実際の感想などを教えていただきます。この記事を通じて、アフリカに関連する方々の魅力とアフリカ各国について知って頂けたら嬉しいです。

 

今回のゲストは、マラウイ人のお父さまと日本人のお母さまとの間に生まれたKanyaさんです!

 

インタビュイーのKanyaさんとインタビュアーたち

【プロフィール】ジンバブエの首都ハラレで生まれ、数年間南アフリカで過ごした後2歳から日本で育ったピリカニャー(Phiri Kanya)キーソ荘平さん。小学校から高校までバカロレア教育を受けていたこともあり、日本語と英語を操るバイリンガル。ご自身に兄弟はおらず、現在は奥様とお子さんの3人で愛媛県に暮らしており、IT系の会社にお勤め。愛媛県に加え、マラウイで活動中。

 

大学はオーストラリアに行ったものの、恩師といえるような人には巡り合えず日本に戻ってきた話や、ご自身が幼い時のベビーシッターの娘さんが愛媛と関係があった話など、様々なエピソードや偶然?必然?を通して、今の会社に入ることになったというKanyaさん。そんな面白くも壮絶な人生を歩んできたKanyaさんに、農業プログラムやこれまでの経験、アフリカの未来などについて深掘りしてきました!

 

現在の職業とアフリカでおこなう予定の事業とは

AYINA 土屋
現在はどんなお仕事をされているんですか?
今は、IT系の会社で働いていて、その子会社がマラウイにあります。その間を取り持つ役みたいな仕事をしてますね。

あとは、マラウイやナイジェリアの方と連絡を取っていくつかの事業をやっていたり、やる予定だったりします。愛媛大学のナイジェリアの方と一緒に、来年会社を作ろうしているんです!

Kanyaさん
AYINA 土屋
へー、いいですね!それはどんな事業をやる会社なんですか?
自動車の輸出とか、農業関係の事業をやろうと思っていて、準備はすでに始めていますね。私たちは、現地の草の根レベルからやるプロジェクトを目指しています。
Kanyaさん
AYINA 土屋
おおー、行動が早い!後でもう少し詳しく事業について聞かせてくださいね!
はい、もちろん!すごく長い話になりそうです!(笑)
Kanyaさん

※この話の詳細は第2部以降でお話しします。

 

今回のインタビュイーのKanyaさん

AYINA 土屋
今の会社に入った過程みたいなものを教えてもらえますか?
はい!正直、大学がどんなものか最初はわからなくて、社会に出て戦力になるように鍛えられる場所だと思っていました。

それに加えて「素晴らしい!この教授の考えに共感する!」と感じられるような人に出会えると信じていました。だけど実際は、授業も少ないし、そのような教授とは巡り合えませんでした。

Kanyaさん
AYINA 土屋
まあ、誰しもが高校までは大学行ったことないからね(笑)
そうですね(笑)。それで、もう一度大学に行こうとして南アフリカのケープタウンの大学に入り直そうとしたんです。在学しながら南アフリカやマラウイで事業をやろうと思いました。理由は、自分自身で即戦力になろうとしたかったからです。
Kanyaさん
AYINA 土屋
おおー!とても立派なことですね!
ありがとうございます。それで猶予が1年あったため、自分を鍛えるために農業・漁業をやろうとしたところ、偶然愛媛の人と出会って、愛媛に呼んでくれたんです。

ちなみに、Jonpaulさん(Kanyaさんの現在のビジネスパートナー、ナイジェリア出身)も愛媛大学の人だったんですよ。あと、僕の母はシングルマザーで、そのベビーシッターの娘さんが愛媛と関係があったんです。

Kanyaさん
AYINA 土屋
ええー!偶然なのかなー。これはKanyaさん自身で築いた必然なんだろうな~。
そう言っていただけてうれしいです!あとは、今の会社の三好社長と出会ったことで、愛媛こそが自分が一念発起する場所だと感じました。そういう関係がつながったことで、結局今の会社に就職しました。就職という感じはないですけどね(笑)。
Kanyaさん
AYINA 土屋
そんな感じがしますね(笑)

楽しそうに話すKanyaさんとインタビュアーたち

生まれ故郷であるアフリカに戻りプロジェクトをやる理由は…秘められた可能性?!

AYINA 土屋
ちなみに、事業をアフリカでやる理由は何かありますか?

Kanyaさんは、日本に子どもの時から住んでおられたので、日本への愛着もあると思うし、やはり場所を決めて事業を始めることは、大変な苦労を伴うものですし、ここは理由を聞かねばと思いました。

ああー。やっぱり、アフリカは資本主義の最後のフロンティアと言われているのが大きな理由ですかね。資本主義は今うまくいってないと思うんですよ。
Kanyaさん
AYINA 土屋
確かにー!私もそう思う!
今の日本では自殺する人は多いし、ヨーロッパでも人口は減少傾向にありますよね。先進国でもマイナスな点があるんですよ。このような先進国の経験を踏まえた次の舞台がアフリカだと思うんです!!
Kanyaさん
AYINA 土屋
なるほどねー。アフリカは人類の始まりでもあるしね!
はい!そうなんですよ。良い点も悪い点も両方踏まえて次の形が見えそうなんです。最高の成長を遂げる場所だと思ってます!

あとは、自分がマラウイと日本のミックスだからという理由もありますね。アフリカだと、まだ始まってないものが多いので、新しいことを始めやすいんですよ!

Kanyaさん
AYINA 土屋
そういう理由があったんですねぇ。おもしろい!具体的には事業を行う場所は、愛媛にいるビジネスパートナーであるJonpaulさんの出身国ナイジェリアとご自身の出身国のマラウイという感じですか?
はい!そうですね、そこからアフリカ大陸全体に広げていきたいと思っています。
Kanyaさん
AYINA 土屋
そうなんですねぇ。ちなみに、どうやって進めていきたいと思っていますか?
現地にはプレーヤーがもういて、あと教育に関しても、候補となる人は何人かいるんですよね。なのでビジネスにおけるプレーヤーはすでに整っています。まだ何も始まっていないのですが。
Kanyaさん
AYINA 土屋
へー!もう少し具体的に教えてもらえますかー?
はい!最終的には、教室を開いて現役の人や経験者から農業関連の技術とか知識を学ぶという形にしたいと思っています。

あの二宮金次郎が言ったように農業は人間として生きていくうえで最も大切なことだと思っているので。

特に自然栽培というもの教えていきたいと思っています。私は毎週末それについて学びに県内の農家さんのところにも言ってるんですよ!

Kanyaさん

※自然農法や自然栽培とは…肥料・農薬を使用せず、種も自家採種をして増やしていく、生産者にとって金銭的負担の少なく、消費者にとっても地球にとっても安心・安全な野菜やイネ科の作物を栽培する農法(特にKanyaさんがマラウイでやられているもの)。肥料・農薬の使用されていた農地というのは自然な状態に戻るのに平均3-5年土壌改良の時期を経る必要があります。この時期は収量も期待できず、農家さんにとっては大変困難な期間になります。(マラウイでは肥料・農薬・種子を大企業から購入し、低価格でブローカーに収穫物を販売するという農家さんにとって不利な農業の環境があります。)参考文献:たべるとくらすと「自然栽培(自然農法・自然農)とは?」

※二宮金次郎(尊徳)は、農家の家に生まれ、借金をしながらも家を復興したくさんの農家を救いました。参考記事:JAはだの 二宮尊徳・安居院庄七

AYINA 土屋
(Kanyaさんの知識、具体的だなあ…勉強されてるのが分かる…)へえ!そうなんですね!
はい!だからこそ、自然との付き合い方を学ぶことは大切だと実感してますし、作る予定の学校の卒業生には、一見自然とは関係のない仕事をするとしても、自然に配慮した仕事をしてほしいと思っています!!
Kanyaさん
AYINA 土屋
確かに、そうですねぇ。
あと、農業にはITの技術を活かせたりするとも思うんです。一応、私はIT系の会社に所属しているので。
Kanyaさん
AYINA 土屋
そういえば、そうですよね。農業はITとすごく関係していると思います!

Kanyaさんの情熱あふれるコメントにインタビュアー一同聞き入ってしまう

事業を始めたきっかけは、今なお残されている負の歴史と農業技術の素晴らしさ

AYINA 土屋
そういえば、マラウイをもっと良くしたいなーと思ったきっかけ話とかありますか?
ああーそうですねぇ、アフリカの歴史を見ると約400年間続いた奴隷制度の思想は今でも変わってないんですよね。私のマラウイに住んでいるいとこは、「白人は崇高な人だという考え方を持っている」と聞いたんです!(これも)私の同い年のいとこが言っていたんですよ!
Kanyaさん
AYINA 土屋
驚きですし悲しい感じがします…みんな同じ人間なのに……
あと外部に依存するという話題に関連して言うと、GDPではマラウイなどは先進国に依存しているんですね。だけど、考え方次第でそれは変わると思うんです。何もないと一言いうのは簡単なので。
Kanyaさん
AYINA 土屋
考え方次第で変わる、って素敵!先ほど農業の話が出ましたが、マラウイでは主にどのような農業が行われているんですか?
はい!マラウイでは、人口の85%以上が農業従事者で、そのうち70%くらいがオーガニックで自然栽培的な、とても価値のある農業をしているんです。有機農業でもたい肥が多すぎると土壌に害を及ぼしてしまうのですが、自然栽培だとその害もないんです!
Kanyaさん
AYINA 土屋
とても素晴らしい技術ですね!
本当にそうなんですよ!お金がないために肥料とか農薬を使わない農業がもともとマラウイには定着しているんです。

だけど、自然栽培の農法は日本の農家さんではほとんど行われていないんです。これは、マラウイの農家さんがとてもニッチなことをやっていることを意味していると思うんです!

Kanyaさん
AYINA 土屋
確かにー。日本ではあまり行われていないんですね。これも日本とマラウイで助け合えたらいいですねー!
はい、そうですねー。マラウイから日本に輸出したりもできるかもしれませんね!
Kanyaさん

インタビュー終盤になり、雑談も多くなってくる

続きは第二部、第三部へ!

みなさん、いかがだったでしょうか?

実はまだ、第1部なんです(笑)!Kanyaさんはとても熱意があり、行動力がある方で、一つの話題に関してたくさんのことを話してくれました。

 

その様子が本記事でも次の記事でも伝われば幸いです!

また第2部以降で会いましょー!(第2部、第3部は後日、本ホームページ上にアップいたしますので、少々お待ちください。)

《取材=土屋, 記事=あつ,メモ=まゆ,撮影=あつ》

 

 

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