アフォンガンジャ!(ベナンの現地語、フォン語で「こんにちは」)
ベナンでインターン&ホームステイ中の大村です。
今日は、
「国際協力や開発学に興味のある人がアフリカホームステイに参加するべき3つの理由」
をお届けしようと思います。
過去の投稿はこちら↓
ベナン現地企業で3ヶ月間インターンホームステイ vol.01はこちら
ベナン現地企業で3ヶ月間インターンホームステイ vol.02はこちら
ベナン現地企業で3ヶ月間インターンホームステイ vol.03はこちら
ベナン現地企業で3ヶ月間インターンホームステイ vol.04はこちら
国際協力に興味がある!
けれど先進国から出たことない!
海外に行ってもホテルにしか泊まったことしかない!
という皆さんに特にぜひ読んでいただきたい内容です。
というのも、私もそうした皆さんのうちの一人です。
大学では国際関係論や開発学を学んでいますが、
なんといっても現場に出たことがありませんでした。
アフリカなんて上陸したこともなければ、
ベナンに行ったら身ぐるみ剥がされて帰れないんじゃないか…とさえ思っていました。
実際来てみると、
今までアフリカに対して持っていたイメージが劇的に変わったのです。
もちろん身ぐるみ剥がされることもなく、
むしろホームステイ先やインターン先、近所の皆さんに助けられてばかり。
そんな過去の自分と、
国際協力や開発学に興味があるけれども
アフリカに一歩踏み出せていない将来有望な皆さんに向けて、
「国際協力や開発学に興味のある人がアフリカホームステイに参加するべき3つの理由」
をお届けします!
① アフリカに対する偏見が無くなる
いい意味でも悪い意味でも、アフリカに対するイメージ、ありますよね。
野生動物、サファリ、フルーツ、貧困、飢餓、紛争、貧しいけど幸せな人たち、などなど…
もちろんこうしたイメージはアフリカの一部を物語っているかも知れません。
しかし、本当にそれが今のアフリカの姿なのでしょうか?
例えば日本に対するベナン人のイメージと言えば、
侍、忍者、アニメ、マンガ、ナルト、生の魚を食べる人たち、など…
です。
確かにこれも日本の一部ではありますが、それだけじゃないと思いませんか?
よく考えると、私たちのアフリカに対するイメージもこれと同じだとは思いませんか?
「国際協力に関心がある」
「将来はアフリカの子どもたちの役に立ちたい」
「貧困問題を解決したい」
など高い志を持っていても、
実はアフリカのことをよくわかっていないのかも知れません。
もちろんアフリカホームステイに参加すればアフリカのことが全部わかる!という訳ではありません。
けれども、実際にアフリカの一般家庭の家に家族の一員として受け入れられ、
同じように生活をし、様々な場所を訪れ、現地の人と会話をするにつれて、
アフリカに対するイメージが変わっていきます。
アフリカホームステイを終える頃には、
単なる偏見を超えて、アフリカのことをより深く知ることになるでしょう。
② 国際協力や開発学への理解が何倍も深くなる
アフリカホームステイを通して現地のことをよく知ることができるだけでなく、
国際協力や開発学といった皆さんが今学んでいる、
または学びたいと思っているかも知れない分野についても
より深く考えるきっかけを得ることができます。
例えば、ベナンの小学校では現地語ではなくフランス語で全ての授業が行われる
ということをホームステイ中に知ったとしたら、どうでしょう。
家族にフランス語を話す人がいない子どもは、
フランス語の習得に苦労をして学校をやめてしまうかも知れません。
そうした子どもが教育を受けられるようにするためにはどうしたらいいのでしょうか。
そもそも、なぜ現地語での教育が受けられないのでしょうか。
自分にできることは何かあるのでしょうか。
このようにアフリカホームステイでは、
様々な面で国際協力について考えるきっかけを得ることができます。
このきっかけを生かすかどうかはもちろん皆さん次第です。
これまで想像の上でしかなかった問題が自分の目の前に現れた時、
国際協力や開発学について今までよりも身近に感じることができるでしょう。
③ 楽しい!!!!!
これまでアフリカホームステイに参加するべき真面目な理由ばかりをお話してきましたが、
もちろん自分が楽しむことも大事ですよね。
今まで経験したことのないアフリカの気候・環境を体験すること。
初めて見る食べ物や飲み物、驚くほど甘いフルーツに出会うこと。
アフリカの地で、自分と異なる文化や価値観に触れること。
お互い違うだけではなく意外と似たところもあることがわかり、
現地に友人・家族と呼べる関係の人たちができること。
こうした経験の中で、私は旅行とはまた違う楽しみを見出しています。
来る前は未知の世界で怖いとさえ思っていたアフリカでのホームステイを、
まさか「楽しい」と紹介する日が来るとは思いませんでした。
皆さんもぜひ、自分だけのアフリカホームステイを作り上げて楽しんでください!