AYINAメンバー ルワンダ 内藤獅友

アフリカ人と笑い、怒り、泣いた青年海外協力隊時代⑩

副代表内藤です!

僕の初のアフリカ、ルワンダ青年海外協力隊時代の2年間を

ダイジェスト版でお届けする

アフリカ人と笑い、怒り、泣いた青年海外協力隊時代

第10話は観光マッププロジェクトと大事件です!

 

アフリカ人と笑い、怒り、泣いた青年海外協力隊時代①

アフリカ人と笑い、怒り、泣いた青年海外協力隊時代②

アフリカ人と笑い、怒り、泣いた青年海外協力隊時代③

アフリカ人と笑い、怒り、泣いた青年海外協力隊時代④

アフリカ人と笑い、怒り、泣いた青年海外協力隊時代⑤

アフリカ人と笑い、怒り、泣いた青年海外協力隊時代⑥

アフリカ人と笑い、怒り、泣いた青年海外協力隊時代⑦

アフリカ人と笑い、怒り、泣いた青年海外協力隊時代⑧

アフリカ人と笑い、怒り、泣いた青年海外協力隊時代⑨

 

 

当時、観光マップがなかったルワンダ

 

お土産屋さんと一緒に仕事をし始めて半年以上経った頃、

大きなプロジェクトを考えつきました。

それが、観光マッププロジェクト

ルワンダのお土産屋さんの共通する問題として、

お店の場所が認知されていない

ということがありました。

家賃の問題もあり、お土産屋さんのほとんどが少し奥まった場所にあり、

観光客が見落としてしまう場合が多かったんです。

 

そのために、僕がやっていたのは、

彼らのFacebookページを作ったり、チラシを作って、配布したりしていました。

 

ただ、ルワンダには日本の観光地にはほぼ絶対あるものがなかった事に気付きました。

それが、観光マップです。

 

観光客数は確実に増えているルワンダでしたので、

その観光客は止まるホテルなどにお土産屋さんを記す観光マップを作ろうと思ったのです。

そして、このプロジェクトなら、

僕が配属されている郡庁(ルワンダの都庁的なところ)で予算が出るかも!

と思った僕は早速プロジェクトプランを作りました!

 

カウンターパートも大賛成

この提案には、カウンターパートも大賛成してくれました!

「いいと思う!早速試作を作ってみて、来年度の予算に入れてもらおう!」

となりました。

 

その後、JICA調整員の方とも協議して、

まずはJICAの現地業務費という制度でお金を頂き、一定の成果が出たら、

配属先のプロジェクトとして予算に入れてもらうような方向性になりました。

 

やったことのない観光マップ作りに苦戦も

 

現地業務費が出たとはいえ、あくまで印刷にかかるお金だけなので、

業者にデザインや制作は頼めません。自分で1から作るのです。ひえー

これがグーグルマップの地図です。

これをパワーポイントで地道にオリジナルの地図を作っていきます。

2時間やって、やっとこんだけです。目が飛び出そうになるくらい辛い笑

お店をリストアップして、載せてもらうための交渉、写真撮影。

お店紹介文を一緒に考えたり・・・

色々と試行錯誤、トラブルを乗り越えながら、数週間後に出来たのがこちら。

手作り感は否めないですが、なんとか形になりました。

 

カウンターパートが逮捕!!

これをカウンターパートのドドスくん(写真右)に見せて、色々アドバイスをもらおう!

ということで彼に連絡を取りますが、音信不通。

数日経っても連絡が来ないので、彼のオフィスへ。

すると、彼の同僚が暗い顔をしておりました。

「どうしたの?」

と聞くと、

「ドドスが逮捕されてしまった」

とのこと。衝撃です。

 

どうやら汚職疑惑を告発され、そのまま連行されてしまったとのこと。

数日後に裁判をやるそうなので、内藤も来てくれと同僚に言われました。

同僚曰く、彼は無罪。なんの証拠もないので、それを裁判でいう必要があると。

ルワンダの裁判制度はよくわからないですが、

どうやら今回弁護士は立てずに、同僚が釈明するみたいです。

 

観光マッププロジェクトどこの騒ぎじゃなくなってしまったカウンターパート逮捕事件。

一体どうなるのでしょうか?

 

次回はこの事件の結末をお伝えします!

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